英語の長文読解ができるようになるためのとてもシンプルな指針

英語長文読解の指針

こんにちは、櫻井です。

英語の長文読解に苦しむ生徒があまりに多いので、今回は直球アドバイスしてみます。

本文を「速く・正確に」読みましょう。(あたりまえだ!と言われてしまいそうですが…)

本文を読むことができれば正解できる

テクニックに頼るな!

長文対策本を読めば、設問を解くテクニックが書かれていることでしょう。

例えば筆者の主張は最初(最後)の段落に書かれていることが多いとか、逆接の接続詞の後ろは問題に出されやすいとか…

でもそんなことは全て、「本文がまともに読めていないとき」の保険に過ぎないということを意識しましょう。

直球勝負で攻略することを考えた方が、応用がききます。

長文問題の設問は単純⇒敵は本文だ!

日本語である現代文と違って、英語長文の設問は単純であることが多いです。本文が英語であるだけに、設問はあまり小難しいことは聞いてこないんです。

試しに英語長文問題の設問をみてみると…

Which sentence is true according to the text?
(本文の内容に合っている選択肢はどれですか)

What did Tom do after he came home?
(トムが家に帰ってからしたことは何ですか)

この程度なのです。こういう設問に対して、テクニックは必要なのでしょうか。

こんな設問を国語の現代文で見るのは小学校低学年までです。問題文が日本語であれば、この程度のことを聞かれたら即答モノですよね。

英語長文がしっかり読めていれば、設問の解法テクニックなんか知らなくても簡単に正解を選ぶことができるのです。

どうしたら長文を「速く・正確に」読むことができるか

一文ごとの意味を瞬間的に理解できるような勉強を

長文問題が苦手という生徒は、長文を何か特別な英文として捉えているように見えます。しかし、長文もあくまで一文一文の集合体に過ぎません。

だから、まずは一文ごとの意味を瞬間的に理解できるような勉強をすべきです。

極端に言えば、長文対策をやらなくても一文一文の理解を完璧にできるのであれば長文問題ができるようになるということです。

長文をしっかり理解するために必要な学習ステップ

筆者の話で恐縮ですが、高3の6月に受験勉強をはじめて、7月には50そこそこしかなかった英語の偏差値が、9月には75になっていました。

つまり夏休みに頑張ったんだろうということですが、その間に取り組んでいた問題集は「単語」「文法」「短文暗記」。この3冊だけ!長文問題なんか一切解かなかったんです。それでもなぜか長文で正解を連発できました。

必要なステップは
➀正確に読めるようになる
➁速く読めるようになる
の二つです。

最初はスピードを度外視して一文一文をしっかり訳していけるようにします。筆者であれば、生徒には和訳ノートを作って、英文を丁寧に書きながら、和訳も下に書きなさいとしています。

ある程度のレベルまで正確に訳せるようになったら、次はあまり細かいところは気にせずに英文を読み切ることができるように練習します。

時間制限付きの長文読解問題集などに取り組むのは、この時点からです。

まとめ

  • 英語長文問題の設問は驚くほど簡単
  • だから本文を「速く・正確に」読めるようにするだけでいい
  • まず「正確に」ができるようになり、次に「速く」する。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

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