勉強とは「間違いを直すこと。」間違えた問題をできるようにするためにできる丸つけのコツ

英語のノート

こんにちは、桜井です。

日々、塾や予備校で生徒を教えていて思うこと。
「間違えた問題をまた間違えている生徒が多いなあ・・・」

「解いたけど間違えた」という問題をしっかり直していければ、ほとんどの人が東京大学に入れる」とさえ思います。

今日はそんな仕組みづくりの話。

まあ東大っていうのはちょっと盛ってるかもしれませんし、
人間完璧ではないですから100%というのは考えないほうがいいかもしれません。

しかし、その重要性は分かっていただけるはずです。

こんな格言もあります。

「愚か者とは、誤ちを犯す者のことじゃない。
誤ちと知ってなお、正そうとしないもののことを言うのよ」

生徒にせよ、社会人にせよ、
「勉強してるんだけど身につかないなあ」と感じる人は、
間違えた問題をできるようになる仕組み作りに失敗している可能性があります。

「まるつけ」を重視する

やったらやりっぱなしという生徒が多いです。
問題を解くことを「ノルマ」としてしか捉えられていない人に多いですね。

僕は、一生懸命考えてその時自分にできる最高の成果を出そうとすることも大切だと確かに思いますが、
それ以上に終わったあとの振返り=まるつけや採点が重要だと考えています。

ポイントを1つ1つみて行きましょう。

➀採点は必ず自分でも

問題を解く時と同じくらい集中して、まるつけもやりましょう。
これが適当だと、間違えているのに正解としてしまったりして勉強の成果が出なくなります。

また、人に採点してもらうことが当たり前になっている人も注意しましょう。
まるつけをすること自体、かなりの効果があるのですよ。

僕の教え方ですが、生徒自身にまるつけをさせることを重視しています。
だからテキスト演習の解答とかは授業中に配ってしまうし、宿題の答えも渡しておいてしまいます。
※個別指導などで全部僕が面倒を見切れる場合は僕がまるつけをすることもあります。

それで自分で採点をさせるのですね。
もちろん、適当にまるつけをしている生徒も中にはいますので、かならず自分の目で見て適当な部分があれば指導しています。

➁間違えた問題を記録する

しっかりとまるつけをやって、間違えた問題はどうしましょう。

かならず、記録として残しておくことが重要です。

定着確認ノートをつくろう

僕のオススメは、それ専用のノートを用意することです。
そのノートに間違えた問題と解答を書き写しておきます。

こんな感じ↓
定着確認ノート例

これは英語ですが、間違えた問題の英文と和訳を左右に分けて書いています。
あとで日本語を見ながら、英文の方を書き起こすことで復習をしていきます。

赤色で○がついていますが、これは一度復習してできるようになった問題。
また後で復習をするときには、ここが×になっているものを重点的にやり直せばいいですね。

➂記録したものを振り返る時間をつくろう

生徒には、一日の終わりに、その日間違えた問題をノートを使ってもう一度やり直すよう指導しています。
(ついでに音読しておきなさいとも)
これが蓄積されていけば、その生徒にとっても復習が非常に楽に、効果的にできるようになっていきます。

間違えたものを記録して、復習してやり直す。
できなかったものはできるようになるまでやっていく。

上のノートはあくまでやり方の一例ですが、良かったら真似してみてください。
英語以外にも、数学や国語でも使える手法ですよね。

ではもう一度、以下の気分で頑張ってください!

「間違えた問題を全部できるようにしていけば必ず東京大学に合格できる」

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

桜井 啓太

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