大学に入ってから一人暮らしを始める学生は多い。

そんな学生にとって大学に合格してから、まずやることは一人暮らしのための物件を探すことだ。しかし、大学入試から入学までの期間は短く、十分に吟味できずに微妙な物件にしてしまったという声をよく聞く。

本記事では、そんなミスをしないためにも、大学で一人暮らしを始めた筆者が、初めての一人暮らしで物件選びをする際に注目するポイントを紹介したい。

家賃

まず見るべきなのはもちろん家賃だ。仕送り、奨学金など人によって差はあるものの、大学生はお金に余裕がないことが多いので、一番重視すべきなのはこれだろう。

忘れがちではあるが、家賃だけでなく管理費、駐輪場代、物件によっては通信費も加味すべし。近年は昔より減っているが、敷金、礼金にも注意。敷金は退去するときの修繕に当てられるが、基本的に返ってくる。一方、礼金は払いきりで返ってこない。


一般的に家賃は、広さ、築年数、駅からの距離、マンションかアパートかで決まる。どれを重視するかは人によるが、大学生の部屋選びの際は広さが犠牲になることが多い。

立地

物件を決める前に必ず大学への通学時間を調べておこう。これが長すぎると、大学に行くのがかなり億劫になるし、特に1限の出席が厳しいものになってくる。かといって大学から徒歩圏内くらい近かったりすると、溜まり場になる可能性もあるので注意。

公共交通機関やスーパー、コンビニのアクセスも勿論大事。他にも、近所に使いやすいチェーンの飲食店があるとなおよい。牛丼屋とか、うどん屋とか。24時間営業だともう最高である。

広さ

先述した通り、大学生の部屋選びでは広さが犠牲になることが多い。1Kでもなくワンルームに住む大学生も多い。2部屋以上の部屋を借りている大学生はかなりのブルジョワ大学生と言えるだろう。

一人暮らしの部屋で多いロフトだが、これがあると多少狭い部屋でも場所を広く使えるようになるのでかなりおすすめ。ただロフトは冷暖房が届きづらく、夏は暑く冬はかなり寒くなるため、寝場所にするのは少し問題がある。加えて部屋の体積が大きくなるので冷暖房の効率が下がるという問題もある。

設備・内装

築年数は家賃に大きく影響してくる。これが多いとエアコンやキッチン周りなどが旧式のもので使い勝手が悪いことがある。また、単純に築浅な物件のほうが中が綺麗で人気が高い。ただ古い物件は古い物件で、少し不便なところはあるものの、広かったり家賃が安いなどの穴場物件も多いのでよく吟味しよう。

他に収納も大切だ。部屋の広さに比べないがしろにされがちではあるが、狭いとかなり不便。クローゼットの他に風呂場やキッチンの周りの収納も確認しておこう。

日当たり、風通し等々

初めての一人暮らしで見落としがちなのが、日当たりと風通しだ。これらが自分の生活スタイルと合わないと、ストレスが溜まること請け合いなので注意すべし。特に一番大きな窓、もしくはベランダの向きを確認しておこう。西向き、東向きだと朝か夕に強く日が射す。一般的には、適度に陽を取り込めて暗くなりにくい南向きの部屋が人気が高い。

日当たりだけでなく風通しも無視できない。風通しがよくないと、湿気がこもりやすくジメジメしてしまい、最悪家の中にカビが生えてしまうという事態に陥ってしまう。

また、1階の部屋よりも上層階の部屋を選ぶことをおすすめする。理由は大きく2つ。まず、1階だと2階、3階よりも明らかに部屋に侵入する虫が多くなる。いわんや黒光りしてカサカサ走るあいつである。

そして2階の方が一般的に1階より安全である。学生の一人暮らしだとオートロックなどは望めず、外からそのまま自室の扉ということも多い。そのため1階だと上の階より犯罪に巻き込まれるリスクが高いと言われている。ただ2階、3階の部屋は1階の部屋より家賃が高くなりがちなので自分の財布とよく相談しよう。

最後に

部屋を選ぶ時の注意についてここまでつらつらと書いてきたが、百聞は一見に如かずだ。結局実際に見てみないとわからないことはたくさんある。隣人がどんな人であるか、どんな雰囲気の部屋であるかなど確認すべきことは多い。まずは不動産屋に行って見て、内見をするところから始めてみよう!

一人暮らしは楽しいものだ。自分の希望に合った部屋を見つけて一人暮らしをエンジョイしよう!

この記事を書いた人

内野 葉介

2017年から当塾で指導。 現在大学で機械工学を学習中。

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