教材・本の紹介

くわしい問題集理科[中1・中2・中3]の特徴と使いかた

くわしい問題集理科とは

『くわしい問題集理科』は中学生向けの普段使いの学習、定期テスト対策用の問題集です。やさしい問題から難しい問題へと4段階で構成されているため、理科が得意でない人でも無理なく進めやすくなっています。

教科書の内容にピッタリ
学習指導要領にそって,すべての教科書にあうようにつくってあります。授業の予習・復習にあわせてお使いください。
文英堂ホームページより

くわしい問題集理科の特徴

くわしい問題集理科の特徴をざっくりまとめると以下のようになります。

  • 教科書に合う普段使いの理科の問題集
  • 定期テスト対策にも便利な段階学習
  • 2色刷りで読み易い別冊解説

くわしい問題集理科の基本情報

教材名
定期テスト対策に! くわしい問題集 理科
著者
文英堂編集部
出版社
文英堂
サイズ
B5判
ページ数
問題集:144ページ・別冊解答:32ページ[中3の場合]
価格
税込990円(本体価格:900円)
販売
市販教材

くわしい問題集理科の構成

全体の構成

学習指導要領および教科書に合わせた構成となっています。例えば中3の場合は以下のようになっています。

  1. 1章 化学変化とイオン

    1. 水溶液とイオン
    2. 酸・アルカリとイオン
  2. 2章 生命の連続性

    1. 生物の成長とふえ方
    2. 遺伝の規則性と遺伝子
  3. 3章 運動とエネルギー

    1. 力のはたらき
    2. 運動と力
    3. 力学的エネルギー
  4. 4章 地球と宇宙

    1. 天体の1日の動き
    2. 天体の1年の動き
    3. 太陽と月
    4. 太陽系と恒星
  5. 5章 自然と人間

    1. 生物どうしのつながり
    2. 環境保全・自然と災害
  6. 6章 科学技術と人間

    1. エネルギーと科学技術の発展

1つの単元の構成

『テストに出る重要ポイント』

左ページには単元の重要事項が1ページにまとめられています。右ページには重要事項の一問一答や穴埋め形式の『重要ポイント確認問題』が用意されています。

『基礎を固める問題』

公立中学校の定期テストで平均点を取るために最低限押さえておきたい問題です。比較的シンプルな問題がのっています。

『力をのばす問題』

公立中学校の定期テストで高得点を取るために解いておきたい問題です。『基礎を固める問題』と比べると問題文や設定が複雑になり、記述問題も出るようになります。

『定期テスト予想問題』

章末には定期テスト予想問題がのっています。一章の内容がまとまられていますので、時間を計って総合問題演習として活用することができます。

『模擬テスト』(中3のみ)

中3のみ高校入試対策のための模擬テストが5回分のっています。問題のレベルは高校入試より易しいですが、化学・物理・生物・地学の4分野から満遍なく出題されており総合的な力を試すことができます。

くわしい問題集理科の難易度

公立中学校の定期テストと同じ〜やや易しい難易度の問題が中心です。

問題の設定・設問ともシンプルなものが多いこと、難易度が段階的に上がっていること、問題の分量が多すぎず少なすぎずであることから、理科が得意でない人でも無理なく終わらせることのしやすい問題集といえます。

どんな人におすすめか?

程よい問題量で日常的な学習をしたい人

書名に「定期テスト対策に!」とありますが、日常の学習にもぴったりです。実験を題材としながらも設定・設問ともにシンプルなので、短い時間でコツコツ進めるのに向いた問題集といえます。

定期テストで平均点+αの得点をしたい人

定期テストで平均点よりもう少し得点したい、という人にもおすすめです。実験など定期テストにでるような形式かつを、易しい〜標準的な難易度で練習することができるため、この問題集をやりきれば、平均点を確実に超えに力をつけることができます。

くわしい問題集理科の使い方

『テストに出る重要ポイント』に目を通す

問題を解き始める前に『テストに出る重要ポイント』に目を通して、『重要ポイント確認問題』を解きましょう。

『基礎を固める問題』を解く

『基礎を固める問題』から順に問題を解いていきます。

2回目3回目を解くことを考えるとノートに解くことを薦めます。一発で正解できなかった問題にはチェックをして2回目以降に優先して練習しましょう。(最初から繰り返し解く予定がない場合は、問題集に直接書き込んでもかまいません。)

解いたら必ず丸つけをして解説を読みましょう。解説を読んでも解決しなかったことは、教科書や資料集で調べてたり、友人・親・先生など周囲に聞いてみましょう。

『力を伸ばす問題』を解く

『基礎を固める問題』の問題を解き、内容が理解できたら『力を伸ばす問題』も解いていきます。解いたら丸付けをして解説を読みましょう。

『基礎を固める問題』が半分も解けなかったり、解説を読むのが大変だった場合は、『力を伸ばす問題』を解く前にもう一度『基礎を固める問題』を解いておきましょう。

『定期テスト予想問題』を解く

一つの章の問題を解き終わり、自信がついてきたら章末の『定期テスト予想問題』を解きます。40分を目安に時間を計って解きましょう。

くわしい問題集理科で勉強するときの注意点

高得点や満点を狙うには足りない

『力を伸ばす問題』や『定期テスト予想問題』はありますが、高得点や満点を狙っている人にとってはやや物足りないかもしれません。

全然わからない場合は理解するための教材が必要

『テストに出る重要ポイント』は重要事項をコンパクトにまとまってはいますが、初学者にとってわかりやすいとはいえません。学校の授業の内容が全然わかっていない状態では、まずはわかりやすく説明されているテキストが必要かもしれません。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

受験をはじめとした勉強において、固定的なカリキュラムや決まった勉強方法に生徒を適応させることに意識が向きがちです。

私たちはそれらを大切にすると同時に「生徒」を中心とした学習方法を提案し実践することが、生徒が勉強を楽しむことに繋がり、学力の向上につながると考えています。

「自分に合ったやり方で勉強したい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

坂本 諒

ティーシャル代表。1988年福岡生まれ。大学に進学した2006年から塾講師をはじめ、2013年に個別指導塾ティーシャルを横浜に開校。おもに数学・物理・化学などを担当。

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