【合格体験記】明治学院大学法学部法律学科

数学の成績が回復したことで勉強全体が良い状態になり、安心して受験勉強を始めることができました。

名前
野口あかねさん

出身学校
朋優学院高校

進学先/進路
明治学院大学

教室に入るときはドキドキしてたのですが、面談が始まるとすぐに緊張が解けました

ー 小学生の時に一度通ってくれていましたね。高校でもう一度ティーシャルに入塾するに至った経緯を教えてください。

野口さん 高校1年生のときに数学を中心に全体的に成績がピンチになり、学年末試験に向けて個別指導の塾を探し始めました。小学生のときにお世話になっていたので、まずは面談に行ってみることにして、面談後すぐに(再)入塾することにしました。

ー 数年ぶりに来塾した印象はどうでしたか?

野口さん 小学生のときからアットホームな塾だなという印象でした。数年ぶりに来ても、場所は変わっていたけれど雰囲気は変わっていなかったです。(※2021年に向かいのビルから移転)

最初は、一度離れた塾にもう一度通うことを躊躇していたんです。中学に上がって卒塾するときに先生たちにきちんと挨拶するタイミングを逃してしまって、それがずっと気にかかっていました。でも、母からの「先生たちは気にしてないと思うよ。」という後押しもあって、もう一度訪ねてみることにしました。

久しぶりに教室に入るときは、気まずくないかな…とドキドキしてたのですが、面談が始まるとすぐに緊張が解けました。

ー そうだったんですね。勇気を出して門を叩いてくれて良かったです。

年間を通してずっと数学が高得点になるまで改善

ー 入塾後はどのように利用していましたか?

野口さん 入塾当初は苦手だった数学を受講しました。またテスト前は自習場所としても使っていました。受験生になってからは受験科目になる古典と英語を受講しました。

ー 通塾することで、何か変化がありましたか?

野口さん 入塾前は数学が本当に危機的な状態だったのですが、入塾後最初の定期テストで数学Aで平均点近く得点することができました。

高2になってからは授業の理解度も成績も安定してきて、振り返ってみると年間を通して数学はずっと高得点を維持することができました。数学は本当に苦手だったはずなんですが、高2の間は周囲にもむしろ数学得意キャラとして認識されていたと思います。自分一人で勉強していたら絶対にこうはならなかったので本当に感謝しかないです。

ー ありがとうございます。でもご自身の努力あってこそだと思いますよ。数学ができるようになった要因は何だと思いますか?

野口さん クラスが変わって試験問題が少し易しくなったこともありますが、絶対にそれだけじゃなくて...。

高1のときは最初のほうで躓いてからずっと基礎が疎かになったままでした。試験前に勉強はするものの、理解ができていないままでとにかく問題を解いて無理にでも覚えようとしている感じでした。

入塾後は、学校で学習している範囲を復習しながら、怪しいところが見つかったら遡って関連事項を教えてもらったので、ひとつひとつの事柄をきちんと理解して進んでいけるようになったと思います。

いよいよ一般で行くしか無くなったときに、本当にやばいぞと思って火がつきました

ー 次は進路について伺います。志望学部や志望校はどのように決めましたか。

野口さん 高1の時点で政治経済学・社会学・法学のどれかの学部がある大学に進みたいというのは決まっていました。小学生の頃から社会の公民分野が好きだったこともあって、その点で迷うことはなく自然と決まりました。

社会の選択科目を政経にしていたので、政経で受験できる学部がある大学の中から最初にチャレンジ校を設定して、オープンキャンパスの印象や模試の成績なども踏まえ調整していきました。

ー いつごろから本格的な受験勉強をしましたか?

野口さん 高3になってからはちょくちょく自習に行くようにしていましたが、夏までは推薦入試の準備も並行していたこともあり、より本腰を入れて一般受験の勉強するようになったのは秋ぐらいだと思います。夏に準備していた推薦の結果が思うように出ず、いよいよ一般で行くしか無くなったときに、本当にやばいぞと思って火がつきました。

ー 勉強していて嬉しかったこと、苦しかったことを教えてください。

野口さん 練習のときは理解したはずだった文法や覚えていたはずだった単語が、いざ読解問題を解くときになってみるとできない。しかも二度、三度と同じところで間違えてしまったときとかは精神的にきますね。

でも、めげずに勉強を続けていくと、前はできなかった古典文法が正解できたり政経で頑張って覚えたところが解けたり。そういうときはシンプルに努力が報われた感じがして嬉しかったです。

ー 受験勉強は長丁場ですが、気分転換はどうしていましたか?

野口さん お菓子をたくさん備蓄しておくのと、抱き心地のいいクッションを触って癒しにしていました。

最終的には学問的にやりたいことができる明治学院に進学することにしました

ー 受験直前や当日はどうでしたか。

野口さん 共通テストが終わってから個別試験の間の時期は緊張や焦りがありました。共通テストで現代文の結果が揮わず、共テ利用の判定が当初のイメージ通りでなかったことで、保険が効かないかもしれないという不安があったからだと思います。

だから、とにかくまずは目の前の試験で力を発揮しようと考え、共テ利用の結果もすべての試験が終わるまで見ないことにしました。結果的にいつも通りの精神状態で個別入試の時期を走りきれたと思います。

ー 結果はどうでしたか。

野口さん 結果によっては浪人も検討しなければいけないと思っていましたが、一通りの個別試験が終わって共テ利用の結果を見ると、案外出願したところはほとんど合格していました。そこで自分の中での最低ラインをクリアできていたので、「受験が終わった」という感覚がありました。

個別試験で受けた明治学院も合格したので、共テ利用で受かっていた津田塾とどちらに進学するか直前まで悩みましたが、最終的には学問的にやりたいことができる明治学院に進学することにしました。

ティーシャルに入塾したときと推薦の結果が出た高3の秋頃が転換点でした

ー 受験を振り返ってターニングポイントだったと思うことはありますか。

野口さん 高校3年間だとティーシャルに入塾したとき、受験の年でいうと推薦の結果が出た高3の秋頃が転換点でした。

高1のときは学校についていけなくて精神的にも追い詰められていたのですが、ティーシャルにきて数学の成績が回復したことで勉強全体が良い状態になり、安心して受験勉強を始めることができました。

推薦受験では、正直絶対受かるだろうと思っていたところも落ちてしまったこともあり、結構ショックでした。でも保険がなくなったことで、これで本当に後がない、やるしかないぞという気持ちにもなった面もあったと思います。そういう意味で転換点になりました。

ー 受験を通してお家の方との関係はどうでしたか?

野口さん 母は塾が遅くに終わった後迎えに来てくれたり、家に帰ったときに夕食を温め直してくれたりと、受験生活を全面的にサポートしてくれました。父も、いつも私の決定を後押ししてくれるし、模試の日とかも結果でピリピリしないというか、「どうだった?」とは聞かれるんですが、私が「頑張った」と答えて「頑張ったならそれでOK」という感じで。試験当日は私より緊張も心配もしているくらいなんですが、その日受験する学校のいいところを見つけて口に出してくれました。私は両親に恵まれたなと思って、とても感謝しています。

ー 来年度の受験生に向けてアドバイスをお願いします。

野口さん 総合型+一般で受験する人は、とにかく一般のための準備をきちんとすることです。総合型は夏に準備の時間を取られるので、一般受験だけの人に比べてどうしても学力試験対策に割ける時間が少なくなります。私は夏休み後の模試で思うような結果が出ず、ショックでしたし焦りました。総合/推薦受験の高3の夏休みの負担はけっこう大きいですが、その中で少しでも時間をつくって一般の勉強をしておいた方がいいです。

ー 大学でやりたいことがあれば教えてください

野口さん 就職がどうかよりも勉強としてやりたいことを優先して学部を選んだので、大学の授業が楽しみです。しっかり学んで卒業したいです。

学外では、高2の夏くらいから始めたボランティア活動があってそれを4年間続けたいです。卒業後はまだどうなるかわかりませんが、まずは就職して自立したいです。

私そのものを否定されることはないという安心感がある

ー 通塾を通じて、ティーシャルのどういうところに魅力があると感じましたか?

野口さん 模試や過去問演習で結果が出ないなど落ち込んでいる時に、前向きになるように接してくれるところです。中学生の時は集団塾に通っていて、成績次第では厳しく詰められることもありました。そういうところの良さもすごくよくわかるのですが、そういう環境を経たうえでの先生の優しさは心に沁みて、頑張ろうという気持ちになるんです。

ー なるほど。

野口さん 私からすると、何があっても私そのものを否定されることはないという安心感があります。強制的にやらされる環境ではないので、自分でやる意思も必要ですが、そこは大学受験生にもなればある程度身についていたので自分にはちょうど良かったです。

あと、土曜日、自習室にひとりで残って勉強しているときに、最後の方に先生から話しかけてもらえるのが好きな時間でした。息抜きにもなるし、同級生とも学校の先生とも親とも違う人といろいろな話をすることに新鮮な感覚がありました。

ー 最後になにかひとことあればお願いします。

野口さん ちょっと大袈裟ですが、ここにきてなかったら人生が終わっていたかもしれないってくらい助けてもらいました。小学生から長い間ありがとうございました。

ー ありがとうございました。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

受験をはじめとした勉強において、固定的なカリキュラムや決まった勉強方法に生徒を適応させることに意識が向きがちです。

私たちはそれらを大切にすると同時に「生徒」を中心とした学習方法を提案し実践することが、生徒が勉強を楽しむことに繋がり、学力の向上につながると考えています。

「自分に合ったやり方で勉強したい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

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