教材・本の紹介

くもんの中学基礎がため100%理科

くもんの中学基礎がため100%理科とは

『くもんの中学基礎がため100%理科』は理科が苦手な中学生でも勉強しやすい、日常学習/定期テスト対策用の問題集です。

やさしい問題からスモールステップで学習できるようにつくられており、基礎から始めて無理なく定期テストレベルの問題まで進められるようになっています。

各学年とも1分野と2分野の計6冊が出版されています。

「書き込み式ドリル」にわかりやすい「解説」をプラス。中1でならう「理科」のうち、「生命・地球」に関する基礎・基本を、やさしいところからしっかり学べる1冊です。毎日の予習・復習用としてはもちろん、定期テスト対策まで、この1冊でカンペキです!
くもん出版WEBサイトより

くもんの中学基礎がため100%理科の特徴

くもんの中学基礎がため100%理科の特徴をざっくりまとめると以下のようになります。

  • 易しい問題から始められるので毎日の学習にぴったり
  • 段階的な難易度設定で定期テスト対策にも使いやすい
  • レイアウトや文字の大きさなど使いやすくつくられている

くもんの中学基礎がため100%理科の基本情報

教材名
くもんの中学基礎がため100%理科
出版社
くもん出版
サイズ
B5判
ページ数
問題集:112ページ・別冊解答:24ページ
価格
税込1210円(本体価格:1100円)
販売
市販教材

くもんの中学基礎がため100%理科の構成

全体の構成

各学年とも第1分野編は物理分野と化学分野、第2分野編は生物分野と地学分野の2つの分野の問題が載っています。

例えば中2第2分野編では生物分野と地学分野から2つの単元、8つの章に分かれています。

  1. 単元1 動物の行動とからだ

    1. 小学校で学習した「からだのしくみ」
    2. 1章 動物のからだのしくみ
    3. 2章 消化と吸収
    4. 3章 血液の循環と排出
    5. まとめのドリル 動物の行動とからだ①②
    6. 定期テスト対策問題(1)(2)(3)
  2. 単元2 動物のなかま

    1. 小学校で学習した「昆虫のからだ」
    2. 6章 動物のなかま
    3. まとめのドリル 動物のなかま
    4. 定期テスト対策問題(4)
  3. 単元3 気象

    1. 小学校で学習した「天気と気温」
    2. 5章 気象観測と天気
    3. 6章 空気中の水蒸気と雲
    4. 7章 気圧と天気
    5. 8章 日本の天気
    6. まとめのドリル 気象①②
    7. 定期テスト対策問題(5)(6)

単元の最初には、小学校で学習した内容を復習できる問題が載っています。また、単元の終わりには「まとめのドリル」と「定期テスト対策問題」が載っています。

1つの章の構成

1つの章の構成は以下のようになっています。4段階の難易度で反復練習することができます。

  1. 学習の要点/基本チェック
  2. 基本ドリル
  3. 練習ドリル
  4. 発展ドリル

学習の要点/基本チェック

左のページに「学習の要点」、右のページに穴埋め問題の「基本チェック」がのっています。「基本チェック」の答えは「学習の要点」に載っているので、理科が苦手な人は「学習の要点」を見ながら、「基本チェック」を解く、そうでない人は「学習の要点」を見ずに「基本チェック」を解いてみると良いでしょう。

基本ドリル

基本的な用語や計算を確認するための問題です。大問と小問で構成されていますが、一問一答が答えられば解ける問題となっています。

練習ドリル

基本的な内容ではありますが、「基本ドリル」と比べると出題形式が、図解の穴埋め・選択など多様になります。

発展ドリル

基本的な内容ではありますが、問題の構成や難易度が定期テストと近くなり、やや読解力や判断力が必要な問題になります。

別冊解答書「答えと考え方」

解答は別冊となっています。基本的には解答のみが載っていますが、一部の判断が必要な問題には「考え方」として解説が載っています。

くもんの中学基礎がため100%理科の難易度

問題の難易度は中学理科の基礎〜定期テスト問題レベルです。

まとめページを見ながら語句を写していく練習からはじめ、スモールステップで難易度が上がる構成になっているため、同じ難易度の問題集の中でも取り組みやすくつくられています。

どんな人におすすめか?

理科が苦手だけど無理なく日常学習を行いたい中学生

理科が苦手な生徒が、家庭学習に使うのにおすすめです。問題の構成や難易度設定はもちろん、レイアウトや文字の大きさなども他のテキストと比べて使いやすくなっていにように思います。

定期テストで平均点〜90点をとりたい人

「基本ドリル」「練習ドリル」「発展ドリル」「まとめドリル」と段階的に難易度が設定されており、テーマを反復しながら定期テストによく出るタイプの問題の多くを練習することができます。定期テストで平均点〜90点を目標にしている人におすすめです。

高校受験ための基礎固めをしたい人

高校入試対策として復習をしたい人にもおすすめです。各学年2冊ずつ計6冊に分かれているので、入試までの時間と分野ごとの得意苦手を考慮して必要なものだけ購入することもできます。

くもんの中学基礎がため100%理科の使い方

順番に解いていく

やりたい単元の問題を順番に解いていくだけで、特別な使い方を意識する必要はありません。
通常通り以下の2つことを守りましょう。

①解いたら丸付けする

問題を解いたら必ず丸付けをしましょう。丸付けをしないのであれば問題を解く意味はほとんどありません。

②わからないことは解説を読む、人に聞くなどする

間違えた問題や、正解したけれども根拠が曖昧な問題は解説を読む、教科書や資料集を読む、先生や友人に聞くなどして解決しておきましょう。

くもんの中学基礎がため100%理科で勉強するときの注意点

高得点を狙っている人には物足りないかも

高得点を狙っている人には各単元の最初の、基本チェックは易しすぎるかと思います。また、実践的な問題の数はそこまで多くはないため演習問題の量と難易度が物足りないかもしれません。

ほんとんどゼロから勉強する人には難しい可能性がある

『くもんの中学基礎がため100%理科』はあくまで問題集なので、理科の知識がほとんどない人がいきなり解く場合には、難しく感じる可能性があります。その場合は、理科の内容を噛み砕いて説明した参考書的な教材で学習することがおすすめです。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

受験をはじめとした勉強において、固定的なカリキュラムや決まった勉強方法に生徒を適応させることに意識が向きがちです。

私たちはそれらを大切にすると同時に「生徒」を中心とした学習方法を提案し実践することが、生徒が勉強を楽しむことに繋がり、学力の向上につながると考えています。

「自分に合ったやり方で勉強したい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

坂本 諒

ティーシャル代表。1988年福岡生まれ。大学に進学した2006年から塾講師をはじめ、2013年に個別指導塾ティーシャルを横浜に開校。おもに数学・物理・化学などを担当。

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