教材・本の紹介

つまずきをなくす小5算数 計算[小数・分数・割合]の特徴と使い方

つまずきをなくす小5算数計算とは

『つまずきをなくす 小5 算数 計算 [小数・分数・割合]』は計算における小さなつまずきを解消し、ミスをしない習慣を身に付けることを目的とした問題集です。収録されている問題数は多くないですが、1つ1つの問題への説明やヒントが充実しています。

小学校5年生の算数で学習する整数・小数・分数を用いた計算は、これ以降で学習する面積や体積・速さなどの分野で頻繁に扱うことになります。ミスをしない計算方法を身に付けることは、今後の算数でつまずかないために必要条件です。

計算問題が解けないわけではないが高得点を取る自信はない・計算の手順がイマイチ定着していない人におすすめの問題集です。

小学5年生の算数では、これまでに学習してきた内容との関連をはかりながら、整数と小数、小数どうしのかけ算、小数どうしのわり算、倍数と約数、分数のたし算とひき算、割合、速さ、面積・体積の単位などを学習します。たとえば、「小数点のずらし方」の理解が不十分ですと、小数と小数のかけ算での位取り、小数点を移動させてから計算する小数のわり算で、正確な計算をすることができません。その他たくさんの重要な項目を本書でしっかりマスターしましょう。
実務教育出版ホームページより

つまずきをなくす小5算数計算の特徴

つまずきをなくす小5算数計算の特徴をざっくりまとめると以下のようになります。

  • 厳選された問題でおちいりやすい間違いの80%をカバー
  • 図解を用いるなど説明が丁寧でわかりやすい
  • 勉強が苦手な人でも一人で進めやすい構成

つまずきをなくす小5算数計算の基本情報

教材名
つまずきをなくす小5算数 計算 [小数・分数・割合]
著者
西村則康
出版社
実務教育出版
サイズ
A4判
ページ数
151ページ
価格
税込1320円(本体価格:1200円)
販売
市販教材

つまずきをなくす小5算数計算の構成

テーマごとにチャプター分けされている

中学数学の初期に起こしやすい「つまずき」のもととなる、小6の学習テーマをピックアップし、テーマごとにチャプタ―分けがされています。

チャプターごとの構成

チャプター内は以下のコンテンツに分けられています。

つまずきをなくす説明

計算方法はもちろんのこと、間違えやすい点・計算のポイントなども見やすいデザインでまとめられています。

つまずきをなくすふり返り

計算のポイントをを書き込んで確認することができるのと同時に、「つまずきをなくす説明」と同じ計算パターンの問題が与えられるので計算方法の定着が図れます。

つまずきをなくす練習

「つまずきをなくす説明」と「つまずきをなくすふり返り」で学んだ計算方法を練習するための第一部(「やってみよう」)、単元のまとめ問題が与えられて定着度を確かめる事ができる第二部(「確かめよう」)、少しレベルを上げた問題が与えられる第三部(「書いてみよう」)の三部構成になっています。

つまずきをなくす小5算数計算の難易度

この問題集は小学校の学習でつまずいている人・今まさにつまずきつつある人のために作られた問題集で、新たに学習する内容と既習の内容との関連をはかりながら、計算ミスを起こしにくい頭の使い方の習得を目的としています。

難易度は易しく設定されており、載っている問題の多くは基礎レベルです。「つまずきをなくす説明・ふり返り」では教科書やドリルで扱う基礎的な問題を、ポイントをおさえながら解くことができます。「つまずきをなくす練習」ではヒントがなくなるため、少し難易度が上がり教科書の練習〜章末問題レベルになります。

どんな人におすすめか?

小学校の学習でつまずいている人

一つの内容についての説明が丁寧なので、算数自体が苦手な人におすすめです。

計算に不安がある人

計算ミスをよくしてしまう人や、公式の意味や使い方が定着していない人におすすめです。

復習をしたい小学5・6年生

厳選した問題に対して気をつけるポイントや解説丁寧にがまとまっているので、基礎的な内容から復習したい人におすすめです。

進級に向けて予習をしたい小学4年生

書き込み式で1ページの問題数が少なく、初めて学習する人でも一人で進めることができるので、予習をしたい人におすすめです。

つまずきをなくす小5算数計算の使い方

それぞれのチャプターで以下の順に進めていきます。

  1. 「つまずきをなくす説明」
  2. 「つまずきをなくすふり返り」
  3. 「つまずきをなくす練習」

①「つまずきをなくす説明」

「つまずきをなくす説明」では1つ1つ計算の手順を書き込んで勉強できます。飛ばすことなく順番に書き込んでいきましょう。ポイントや説明が丁寧に書かれているので隅々まで読むことが重要です。

②「つまずきをなくすふり返り」

「つまずきをなくすふり返り」では「つまずきをなくす説明」では扱われなかった間違えやすい問題も出てきます。間違えないための考え方が書いてあるので読んでから解くようにしましょう。

③「つまずきをなくす練習」

「つまずきをなくす練習」では前半部分の問題ができるようになってから後半部分の問題に進むようにしましょう。

答え合わせは1問解いたらするようにしましょう。問題の難易度がそこまで高くない分、できているかどうかを確認しながら勉強を進めることが重要になります。

つまずきをなくす小5算数計算で勉強するときの注意点

この問題集は問題に対しての説明やヒントが豊富で、わかりやすい問題集です。内容は濃いものではありますが、問題数は決して多いとは言えません。たくさんの問題を練習したい人は別の問題集も並行して進めると良いと思います。

また、説明が丁寧かつ理解しておかなければならない内容ばかりなので読み飛ばすことが無いよう注意が必要です。

つまずきをなくす小5算数計算と併用したい参考書や問題集

  • つまずきをなくす 小4・5・6 算数 平面図形 [角度・面積・作図・単位]
  • つまずきをなくす 小4・5・6 算数 立体図形 [立方体・直方体・角柱・円柱]

つまずきをなくす小5算数計算の前に取り組むべき問題集

  • つまずきをなくす 小3 算数 計算 [整数・小数・分数・単位]
  • つまずきをなくす 小4 算数 計算 [わり算・小数・分数]

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

藤田太陽

指導をしていてうれしい瞬間「わかった!」という瞬間を生徒と共有できるときです。

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