教材・本の紹介

つまずきをなくす小6算数 計算[分数・速さ・文章題]の特徴と使い方

つまずきをなくす小6算数計算とは

『つまずきをなくす 小6 算数 計算 [分数・速さ・文章題]』は中学数学の初期に起こしやすいミスを未然に防ぐことを目的とした問題集です。分数・速さ・比例など中学初期に間違えやすい計算方法が丁寧な説明されているのが特徴です。

小学校6年生の算数では多種多様な計算方法を学びます。それには中学1年生で学ぶ数学の基礎・基本となる重要な内容が多く含まれています。中学数学の初期でつまずかないためには、小6での学習内容を理解し計算ミスをしないよう練習することが必須となります。

まだ小学校の計算の手順が定着していない・まだ内容を理解できていないなどの中学数学への準備がまだできていない人におすすめの問題集です。

6年生の学習内容には、中学1年生で学ぶ数学にとっても重要なものが多く含まれています。本書には、「速さの3公式」をわずか1つの図に視覚化するなど、ミスを防ぐためのポイントが盛りだくさん!新しく学ぶ中学数学につなげていきましょう。
実務教育出版ホームページより

つまずきをなくす小6算数計算の特徴

つまずきをなくす小6算数計算の特徴をざっくりまとめると以下のようになります。

  • 中学数学の初期でつまずかないために選ばれたテーマ
  • 図解を用いるなど説明が丁寧でわかりやすい
  • 勉強が苦手な子でも一人で進めやすい構成

つまずきをなくす小6算数計算の基本情報

教材名
つまずきをなくす小6算数計算 [分数・速さ・文章題]
著者
西村則康
出版社
実務教育出版
サイズ
A4判
ページ数
124ページ
価格
税込1320円(本体価格:1200円)
販売
市販教材

つまずきをなくす小6算数計算の構成

テーマごとにチャプター分けされている

中学数学の初期に起こしやすい「つまずき」のもととなる、小6の学習テーマをピックアップし、テーマごとにチャプタ―分けがされています。

チャプターごとの構成

チャプター内は以下のコンテンツに分けられています。

つまずきをなくす説明

計算方法はもちろんのこと、間違えやすい点・計算のポイントなども見やすいデザインでまとめられています。

つまずきをなくすふり返り

計算のポイントをを書き込んで確認することができるのと同時に、「つまずきをなくす説明」と同じ計算パターンの問題が与えられるので計算方法の定着が図れます。

つまずきをなくす練習

「つまずきをなくす説明」と「つまずきをなくすふり返り」で学んだ計算方法を練習するための前半部分と、少しレベルを上げた問題や文章題などの応用問題に挑戦するための後半部分とからなります。前半部分・後半部分それぞれ約2ページで構成されています。

つまずきをなくす小6算数計算の難易度

この問題集は中学数学の初期に起こしやすいつまずきを未然に防ぐために作られたもので、中学数学の土台である小6算数を固めることが目的です。

そのため、難易度は易しく設定されており、載っている問題の多くは基礎レベルです。「つまずきをなくす説明・ふり返り」では教科書やドリルで扱う基礎的な問題を、ポイントをおさえながら解くことができます。

「つまずきをなくす練習」ではヒントがなくなるため、少し難易度が上がり教科書の練習〜章末問題レベルになります。

どんな人におすすめか?

計算に不安がある小学6年生

計算ミスをよくしてしまう人や、公式の意味や使い方が定着していない人におすすめです。

1人で進められない小学6年生

書き込み式で1ページの問題数が少ないので、集中力が長く続かない人におすすめです。

基礎的な内容から復習したい小学6年生

1つの内容についての説明が丁寧なので、6年生の内容に不安があったり、算数自体が苦手だったりする人におすすめです。

つまずきをなくす小6算数計算の使い方

それぞれのチャプターで以下の順に進めていきます。

  1. 「つまずきをなくす説明」
  2. 「つまずきをなくすふり返り」
  3. 「つまずきをなくす練習」

①「つまずきをなくす説明」

「つまずきをなくす説明」では1つ1つ計算の手順を書き込んで勉強できます。飛ばすことなく順番に書き込んでいきましょう。ポイントや説明が丁寧に書かれているので隅々まで読むことが重要です。

②「つまずきをなくすふり返り」

「つまずきをなくすふり返り」では「つまずきをなくす説明」では扱われなかった間違えやすい問題も出てきます。間違えないための考え方が書いてあるので読んでから解くようにしましょう。

③「つまずきをなくす練習」

「つまずきをなくす練習」では前半部分の問題ができるようになってから後半部分の問題に進むようにしましょう。

答え合わせは1問解いたらするようにしましょう。問題の難易度がそこまで高くない分、できているかどうかを確認しながら勉強を進めることが重要になります。

つまずきをなくす小6算数計算で勉強するときの注意点

この問題集は問題に対しての説明やヒントが豊富で、わかりやすい問題集です。内容は濃いものではありますが、問題数は決して多いとは言えません。たくさんの問題を練習したい人は別の問題集も並行して進めると良いと思います。

また、説明が丁寧かつ理解しておかなければならない内容ばかりなので読み飛ばすことが無いよう注意が必要です。

つまずきをなくす小6算数計算と併用したい参考書や問題集

  • つまずきをなくす 小4・5・6 算数 平面図形 [角度・面積・作図・単位]
  • つまずきをなくす 小4・5・6 算数 立体図形 [立方体・直方体・角柱・円柱]

つまずきをなくす小6算数計算の前に取り組むべき問題集

  • つまずきをなくす 小5 算数 計算 [小数・分数・割合]
  • つまずきをなくす 小4 算数 計算 [わり算・小数・分数]

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

藤田太陽

指導をしていてうれしい瞬間「わかった!」という瞬間を生徒と共有できるときです。

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