通っている人の声/体験談

【体験記】東京都市大学都市生活学部

川崎詩織

出身学校
捜真女学校

進学先/進路
東京都市大学都市生活学部

“びっくりするくらい数学の成績が上がりました。”

入塾のきっかけについて

ー Tcialに通い出したのはいつだったか覚えていますか?

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詩織さん:高1の5月くらいだったと思います。1学期の中間テストがやばくて、塾を探し始めました。

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お母様:中学のときは学校の勉強だけでも良い成績をとれていたんですけど、高校に入ってからは難しくなってしまったようです。さらに、学校の先生にこれまでの勉強のやり方を否定されてしまうことがあって…娘は家に帰って泣いてしまうくらいでした。それでまず最初に私が塾を探し始めました。

ー 初動はお母様だったんですね。

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お母様:そうですね。いくつか娘にあっていそうな塾を探して体験してみることにしました。

ー これまで塾に通っていたことはありましたか?

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詩織さん:公文に通っていたことがありました。中学までは比較的勉強は得意な方だったのですが、高校に上がって、授業がわからないことが増えてしまいました。さらに、数学の先生にそれまでのやり方に対してかなり厳しいダメ出しをされて、戸惑っていました。

ー 入塾する決め手となったのは何ですか?

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詩織さん:複数の塾の体験授業を受けたのですが、一番しっかり教えてくれて、分かりやすかったからです。あとは、マンツーマンなのもよかったです。個別といっても他の生徒の方がいると、遠慮して困ったときにすぐに聞けない性格なので...。

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お母様:娘の様子を見た限り合っていると感じたのでここなら大丈夫かなと思いました。理系に進むという前提で、指定校推薦に向けて成績をとりたいというのが目的でした。それで1対1授業、部活や学校行事の際の振替や長期休暇のスケジュール調整など、リクエストを最初に細かくお伝えしたのですが、それらに全て対応頂けたことが有り難かったです。あとは学校からの通いやすさもありますね。また、坂本先生が娘の志望学科のご出身だったことも助けになりました。

入塾後の変化について

ー ティーシャルをどのように使っていましたか?

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詩織さん:最初は数学の授業を週2回(1対1と1対2を1回ずつ)受講していました。学校帰りに寄って、学校の授業や課題を解いていてわからなかったことを質問する場として使っていました。

それまではわからないことがあっても聞く人がいなくて、そのままにしてしまうことが多くて…。それを解決したかったんです。

ー 通うようになってどのような変化がありましたか?

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詩織さん:入塾した後の最初の模試でびっくりするくらい数学の成績が上がりました。それで「数学いけるんじゃないか...?」って(笑)。それもあって数学が嫌いじゃなくなりました!

ー 入塾した時は数学が嫌いだった?

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詩織さん:もともと、中3までは好きだったんです。でも高校に入ってから嫌いになってしまっていて...。

ー ティーシャル以外でどのように勉強しましたか?

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詩織さん:基本自宅で勉強していました。

ー 2020年には新型コロナウィルスの影響が出始めました。

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詩織さん:高1の冬〜高2の夏まで学校がオンライン授業になりました。

その期間の数学の課題量が尋常じゃなく多かったですね。しかもテストも難しくて、クラスの半分が赤点という状態でした。それで、友達8人と2週間で100時間勉強チャレンジというのをやりました。朝一緒に(オンラインで)ラジオ体操して、それから勉強する感じです。

ー それはすごい!お母様としては入塾時の期待通りでしたか?

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お母様:そうですね。学校の状況に合わせて、塾で学習する内容や課題の量を調整していただきました。強制的な宿題としてやらせ過ぎずというのが、娘に合っていたと思います。

受験について

ー 受験を意識しはじめたのはいつ頃ですか?

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詩織さん:もともと指定校推薦か公募推薦を志望していたので、学校の成績をちゃんと取っておくという意味では高1から受験に向けて頑張ろうという意識はありました。

ー 志望校は決まっていましたか?

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詩織さん:最終的に高3の夏に東京都市大に決めたのですが、そこまで迷いに迷いました。

高1の時点ではインテリアデザインの勉強と海外留学の両方を実現できる大学へ進学したいというのは決まっていて、プラスできれば指定校推薦でいければいいなと思っていました。

高1の夏からオープンキャンパスに行き始めたのですが、両方の条件を満たす大学が全然見つかりませんでした。それで、指定校推薦にこだわらず公募推薦・AO・一般も含めて検討することにしました。

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詩織さん:高2のときは理科大の建築学科はどうだろうとか、京都に建築士の資格をとれて海外にも行ける美大があると聞いて調べてみたり、他にもいろいろな大学を検討しました。

京都の美大は海外に行けるしカリキュラムも楽しそうだったこともあって、実際にキャンパスを見に行き、寮生活のシミュレーションもしました。一旦はそこにしようとも思いましたが、少し時間をおいて考えるとやっぱり美術系よりも建築系の学科がいいと思い至り、志望校決定にはなりませんでした。

ー 東京都市大が候補に入ったのはいつ頃でしたか?

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詩織さん:高3になって学校から指定校推薦の一覧をもらって、初めて都市大の存在を意識しました。建築系の学科があって海外にも行けるのを知って興味をもち、一般受験で志望している友達と一緒にオフラインOCに行き、そこでキャンパスの雰囲気も感じられて都市大に行きたいと思いました。

ただ、指定校推薦は自分より成績がいい人が希望すると枠を取れない可能性もあるので、都市大がダメだった場合も考えて、第二志望や万が一それもダメだったときはどうするのかとか。家族と相談しながら、志望度が高くない大学も含めていろんなケースへの対応を考えました。

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お母様:ギリギリまで都市大の指定校推薦枠を頂けるか決まらず、高3の夏は大変でした。親は名前もある大学の方が就職にもいいんじゃないと思うわけですが、本人のやりたいことがありますからね。議論の果てに「大学に行く意味がわかんない」と言われて親子喧嘩になったこともあります。(苦笑)

ー それは大変でしたね。

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お母様:今となっては、それもあったから、親は親、子は子と分離して考えることができたのかな...と思います。主人も本人にやりたいことがあるのならということで、娘の希望したところに出願することになりました。

ー 最終的に無事指定校推薦がもらえたんですね。

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詩織さん:最終的には、無事校内の指定校推薦枠をもらえました。ただ、その後「指定校推薦でも落ちる可能性はある」と聞き、最後までバタバタしていました。確かに、指定校でも落ちている人がいましたし、自分の周りだと指定校に限らず推薦やAOはあまり受かってなかった印象です。

ー 高校3年生のときはどんな勉強をしましたか?

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詩織さん:学校にいる間に、その日の授業のまとめを終わらせるようにしていました。また、学校からの課題はやらなきゃという意識がありました。勉強時間の大半は家だったと思いますが、夜型で平日は12時ごろから3時くらいが一番集中できていました。土日は課題以外の勉強ができるのですが、それも自分のためというよりは、小テストに合格するためという感じでした。(お母様に確かめるように)私家で勉強してた?

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お母様:してたよ、ちゃんと。化学の小テストに追われていたよね。

ー たしかに化学はどんどん進んでいく上に小テストも重なり、とても大変そうでした。

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詩織さん:そうですね。理系科目(数学・物理・化学)の中で化学が一番大変でした。

ー 受験全体を通じて大変だったことは何ですか?

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詩織さん:とにかく志望校決めですね。一般入試をする人がほとんどのクラスだったので、相談したり共感できる人がいないのも大変でした。

受験直前・本番

ー 直前はどんなことをしましたか?また、どんなことを考えていましたか?

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詩織さん:10月9日に校内の指定校推薦枠を頂けることが決まって、10月25日までに課題書類を出さなきゃいけなかったのですが、10月半ばが中間テストだったのでやることが多すぎてパニックになりました。高校3年間で初めて学校に残って勉強したり、学院長先生に面接の練習をしてもらったりしました。

ー ティーシャルではどんなことをしましたか?

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詩織さん:志望理由書・課題論文の準備と面接の練習を手伝ってもらいました。志望理由書・課題論文ともに書きたいことはあったんですけど、自分の言いたいことと全体の主張がつながらないことがあったので、書いた文章を読んでもらって構成や文章表現などをブラッシュアップしていきました。書類提出後は、本番の面接に向けて練習を繰り返しました。志望動機や、やりたいことを覚えて話したり、それに対する質問を考えてもらったりですね。

ー 本番はどうでしたか?

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詩織さん:会場に入ったら尋常じゃないくらい人がいました。指定校推薦の定員は知っていたので、それよりたくさん人いるぞと一気に心配になりました。その場で少人数のグループに分けて面接室前まで案内されるのですが、私はグループ内で最初に呼ばれました。ただでさえ平常心じゃなかったのにさらに焦りました。

面接官の人が目を瞑って上を向いていたのを覚えています...。準備していたスピーチを5分くらいして、色々質問を受けていたらあっという間でした。

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お母様:終わった後「これやばい、落ちるかもしれません」ってずっと言ってたよね。(笑)

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詩織さん:手応えがなさすぎて、終わった後は一般になってしまうかと思ってチャートを開いていました。学校でも倍率が高かったことが話題になって、先生とダメだった時のことについて相談するほどでした。

ー 結果が出てどのように感じましたか?

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詩織さん:とにかく一安心でしたね。一般受験にならなくて良かった。(笑)

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お母様:安心しました。本当にジェットコースターのように駆け抜けた夏で、みなさんそうでしょうけど大変でした。

ー 結果が出てからはどのように過ごしましたか?

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詩織さん:1月2月は学校がなかったんですが、コロナのこともあるし、みんなで遊びに行ったりはしませんでした。一般受験の友人のためにお守りを作ったり、家事をしたりしていました。

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お母様:そうね、私が働きに行っている間に手伝ってくれたね。

大学受験を終えて

ー 大学の授業はどうですか?

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詩織さん:空間デザインという、敷地などの条件を与えられて建築を設計する課題がとても楽しいです。でも大変でもあります!学校にいる時間だけでは終わらないので、家に持ち帰って模型を作ることも多いです。

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お母様:家族が巻き込まれてます。(笑)でも、悩みに悩んだ上で希望した大学に進学できたおかげか、充実した大学生活を楽しんでいるようで良かったです。

大学の設計課題で制作した模型

ー 大学で今後取り組みたいことはありますか?

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詩織さん:実は2023年の2月〜6月にオーストラリアにいくことになっているんです。そのために大学で最初から毎日英会話の授業をしたりTOEICの勉強もしてきました。オーストラリアの大学では、医学系の授業も受ける予定です。

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お母様:タイミングも良かったようです。授業も全部対面ですし、オーストラリアも去年は感染症の影響でダメだったけど今年から行けるようになりました。

ー 早速大学でやりたかったことを実現しましたね。今後の展望はありますか?

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詩織さん:留学から帰ってきたらオーストラリア期間にとれなかった単位をとりつつ、3年のヨーロッパ研修を目指します。あとは研究室の見学にいって、将来大学院に進学するとしたらどこに進むか考え始めたいです。

ー 楽しみですね。ぜひ叶えてください。お母様の視点から受験に関して、気をつけていたこと、意識していたことはありますか。

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お母様:志望校をどうするかの過程でどうしてもぶつかってしまいました。お互いムキになる部分もあって、私が娘に対して「じゃあやってみなさいよ!」と突き放すようなことを言ったり、感情的になった娘が1週間おばあちゃんのところに頭冷やすために家出したり。だから、本格的にぶつかる前に本人の考えを、もっと汲みとったほうが良かったかなと思います。でも、ぶつかったからこそ結果的に良くなったとも思います。

ー 受験に関して、保護者の方自身がもっとも苦労されたことはなんですか。

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お母様:志望校決めです。

ー 保護者の方から見て、お子様は受験のどのあたりが大変そうでしたか。

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お母様:やはり、志望校決めですね。

ティーシャルについて

ー 通っていて良かったことは何ですか?

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詩織さん:勉強でわからないことが解決するのといろいろな相談に乗ってくれるところが良かったです。

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お母様:塾に行けばわからなかったことがわかるようになること。また、何かあった時でも前向きになったと思います。勉強に部活に忙しくて、肉体的にも精神的にも大変だったと思いますが、休みたいということを一度も言わなかったですね。

ー ティーシャルはどんな存在でしたか?

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詩織さん:家に帰るまでの一回家みたいな存在ですね。

ー ありがとう。最後に、後輩に向けてアドバイスをお願いします。

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詩織さん:(志望校選びのときに)自分のやりたいことをよく考えて、自分を見失わないようにしてほしいなと。後悔しないようにギリギリまで粘って良い選択をしてほしいです。

ー ありがとうございました。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

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