通っている人の声/体験談

【通塾体験記】楽しく勉強できて、数学が好きになりました。

大城月姫

出身学校
栗田谷中学校/横浜清風高校

進学先/進路
京都伝統工芸大学校陶芸専攻

“楽しく勉強できて、数学が好きになりました。”

入塾のきっかけについて

ー ティーシャルに通い出したのはいつだったか覚えていますか?

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小学5年生のときだと思います。

ー ティーシャルを知ったきっかけは?

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お母さんが見つけてきました。お兄ちゃんの友達が通ってたらしいです。

ー これまで塾に通っていたことはありましたか?

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お姉ちゃんが通っていた私立学校に行きたくて小4までは集団塾に通っていました。

ー 塾を変えようと思ったきっかけは何でしたか?

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集団塾があまりに忙しくて、自分の時間が全くなくなってしまったことです。毎週土曜日の模試に向けての勉強に加えて、夏休みは毎日朝から夕方まで塾があったのですが、元々私は自転車で近所を走り回ってた元気っ子だったので、ギャップが大きすぎてじんましんができるくらい辛くなってしまい、自分には合わないんだなと思いました。

ー 入塾までに感じた、他の塾との違いは?

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算数の体験授業でパズルのような問題をやって楽しかったのが印象的です。

ー 入塾する決め手となったのは何ですか?

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体験授業を受けてみて、ここなら勉強楽しいって思えたことです。あと、小3の時、一時学校に行けていなくて、集団だと授業内容にギャップがあったので、自分のペースで勉強を進められるというのも良かったです。

小中学生編

ー ティーシャルをどのように使っていましたか?

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最初は苦手意識があった算数の授業と、コトレを週に一回ずつ受けていました。コトレは、自分で問題を解いたらパソコンぽちぽちするのが楽しくて、それがモチベーションになっていました。算数と漢字をやっていました。

中学生になってからは、英語リスニング・スピーキングの小集団授業が始まりました。小集団ではディクテーション(英文を聞いて書き取る練習)の時間がありましたが、スペルが分からなくてもカタカナで書くようにしていました。

ー 通うようになってどのような変化が生じましたか?

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英語の小集団で英語の発音が良くなりました。
お母さんが洋楽好きで、小さいころ私も家で流れていたQueenやBeatles、Michael Jacksonを歌ってたのですが、お母さんによるとそのときよりよくなったらしいです。

高校受験について

ー 受験勉強をはじめたのはいつ頃ですか?

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吹奏楽部だったのですが、中三の9月にアンサンブルコンテストがあって、それまでは部活を全力で頑張っていました。だから受験勉強を始めたのもそれからです。

ー 志望校はどうやって決めましたか?

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公立は、単位制だから科目を自分で選べるというのが良さそうというのと、選択科目の中に音楽系の授業があってそれも気になってみなと総合にチャレンジすることにしました。私立は周りの人に相談する中で候補を絞って見学に行き、生徒と先生が仲良さそうだったのと、お母さんの妹も通っていたので清風にしました。

ー 受験勉強を始めるにあたって意識したことは?

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苦手だった数学で得点すべき問題を決めて練習することです。大問1と2を絶対とって大問3からは(1)をしっかりとろうと担当の藤田先生からアドバイスをもらい、それを意識して勉強しました。

受験勉強を通じて計算力がついたおかげで、学校のテストでこれまでで最高の86点を取ることができ、入試本番も狙っていた得点を取ることができました。

ー 受験勉強の中で印象に残っていることはありますか?

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因数分解で、できたと思ったらもう1段階くくれるものがあったこと、「渋滞」の漢字が書けなかったこと、英単語テストでcultureのスペルをculutureにしてしまって満点が取れなかったこと、あれは忘れない。

ー どんな時に集中して勉強できていましたか?

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ティーシャルに来たらとりあえず集中はできるって感じでした。

受験直前・本番

ー 直前は何をしていたか、どんなことを考えていましたか?

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直前は毎週入試演習をしてました。英語を時間内に解き終えるのが難しくて、時間配分をどうするか試行錯誤してました。

ー 本番はどうでしたか?

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筆記も面接も緊張しました。筆記の日は、教室がめっちゃ暖かくて一番前の席だったことを覚えてます。面接は友達と一緒に行きました。一緒に呼ばれて教室の外で待っていて、友達の方が先にノックして部屋に入って行くのを見てました。自分がとても緊張してたからか面接官の人が「深呼吸しましょうか。朝ごはんは何でしたか?」と声をかけてくれました。数学は目指していた得点が取れて面接も結果は良かったのですが、残念ながら公立は合格できなかったので、学校でめっちゃ泣きました。

高校生活について

ー 中学卒業間近にコロナが流行り始めましたが、高校生活はどうでしたか?

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中3の3月に予定されていた定期演奏会がコロナの影響で中止になってしまいました。受験終了直後から準備してきたのに、作りかけの大道具も使えなくなってしまって、定演できずに卒部となってしまって、後輩にはごめんよって思いました。

高校の入学式は午前・午後で人数を分けていて、席間隔がかなり広かったのを覚えています。授業も初めはオンラインで、操作方法がわからなくて最初は遅刻しちゃったりしましたが、すぐに慣れました。

ー 登校できたのはいつ頃からでしたか?

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6月から一斉登校が始まりましたが、授業は短縮30分ですぐ帰る感じでした。6月24日からやっと部活の仮入部が始まって、軽音部に行きました。本来は入部時にオーディションがあって、落ちる子もいたそうですが、私のときはコロナの影響で落ちた時に他の部活に入れない状況だったので、全員入れました。

ー 部活の様子はどうだった?

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入部25人に対して最後まで残ったのは10人で、ボーカルは最初は3人いたけど最終的に私1人になりました。多い時は5バンド掛け持ちして20曲近く練習していました。

ー 勉強面はどうでしたか?

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高校入学直後に問題がさっと解けて楽しい!という体験をして、そこから数学にはまっていきました。授業中、教科書の先の方を読んで別解を探したり...。学校の先生も、演習課題が早く終わったときなど、先の問題を問いていてもいいよと後押ししてくれました。それで、分からないことを学校やティーシャルで質問していました。わかるまで聞いていたのでしつこいと思われたかも。

日本史は先生の話が面白かったせいか、最初のテストでクラス2位が取れて、あと1点で1位だったので、次は1位取るぞ!とやる気になりました。テスト対策として先生の言ったことを細かくメモすればいいんだ、と気がついてからは高得点を取ることができました。

ー 高校生になってから勉強が楽しくなってきた。

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そうですね。高校生になってから、数学と日本史が好きになりました。中学の時は音楽と美術に全振りだったんですが笑。変に偏差値が高いところにいかなかったのが結果的に良かったかもしれないです。

ー 勉強面で嬉しかったり楽しかったりしたことはありますか?

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高2のとき数学で93点を取れたことや、日本史で98点を取れたのが嬉しかったです。

それと、得意になった数学と日本史を友達に教えたら、最初27点だったのが70点ぐらいになった時も嬉しかったです。

ー どんな時に集中して勉強できていましたか?

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集中できている時は、勉強するって感じじゃなくてゲームをやっているような感覚になります。そうなったときですね。ゲームで新しいがステージが解放されるみたいに、数学で新しい単元がやってきたからとりあえずやってみよう、みたいな感じです。

ー やる気が起きないときどのようにしていましたか?

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諦めて、寝て回復していました。

進路について

ー 選択科目や文理選択はどのように決めましたか?

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数学を頑張っていたので、学校の先生に特進クラスに来ないかと声をかけてもらったのですが、数学以外の科目を一般受験に向けて勉強するのは自分には合わないと思ったので最終的には行きませんでした。それでも数学はやりたかったので、高3の選択で数学研究(数Ⅲの授業)を取りました。進路希望調査に「伝統工芸希望」と書いていたので一部の先生には驚かれました。(一般受験で数Ⅲを使う人だけが取る授業のため。)

日本史は高1の時の先生の授業が面白かったのですが、文理選択のときに来年は先生が変わってしまうと聞いて日本史は選ばず、数学を優先して理系選択にしました。

ー 進路はどうやって選択しましたか?

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学校の「探究」の授業で興味のある分野のレポートを書く課題があり、最初は音楽や動物系について書いていたのですが、進路としてはしっくりきていませんでした。

どうしようか考える中で、2年生の11月くらいに、親に「デスクワーク向いてないかも」っていったら、お母さんに「あ、気付いた?」と言われて笑。「ものづくりが上手じゃない?」とも言われたのをきっかけに、美術方面を考え始めました。小さい頃、家の紙ごみあさって、いろいろつくってたりしたので。美術系の学校を調べる中で、きれいな蝋燭の写真を見つけて調べたら、今の学校にたどり着きました。

ー 専攻はどう決めましたか?

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10の学科があるのですが、卒業制作の作品を見て、陶芸学科に魅かれました。小学校のときに焼き物教室に通っていたので、木工や漆工よりも向いてそうだと感じたというのもあります。

ー 入試方式はどうやって決めましたか?

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家族に相談して、AO入試にしました。入学金免除があるので本当は指定校推薦が良かったのですが、自分の学校に指定校推薦の枠がなかったんです。それで、(定員に達すると募集を締め切るシステムだったので)早めに決められるAOにしました。

ー 進路を決めるにあたって困ったことはありましたか?

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京都の大学なので、家族的にOKか心配でしたが、お母さんは「好きなことやりなさい」と快くOKしてくれました。

ー 周囲の反応はどうでしたか?

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最初の動物系希望から大きく変わったので、学校の先生をはじめ周りの人から「何があったの?」と驚かれました笑。でも自分としてはすごくしっくりきていたので、変わりませんでした。兄弟や親戚にいわゆるサラリーマンがいないのも、影響してると思います。

ー AO入試に向けて大変だったことはありますか?

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志望理由書を添削してもらったのですが、何度も提出し直しになってしまいました。
お母さんからもらった「専門は熱意を伝えることが大事」というアドバイスがしっくり来たので、何を書くかはそんなに困りませんでしたが、文章表現や漢字などたくさん指摘されました笑。

ー 面接で印象に残っていることはありますか?

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どうして普通科の理系から、美術大学じゃなくて京都伝統工芸大学校の4年制のコース(学士を取得できるコース)を志望したのか聞かれて、志望に至った経緯などを話したことです。

高校卒業を目前に控えて

ー 大学ではどんなことに取り組みたいですか?

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実習がほとんどの学校なので陶芸の技術力を磨きたいです。
コースがざっくり言うと、どこかの工房に入るための工芸コースと、セルフプロデュース作家を目指す工芸クリエイターコースがあるのですが、どちらにしても上手じゃなかったら売り出せないので、基礎を身に付けたいです。あと、学士をとるために4年生コースを選んだので、勉強の方もしっかりやりたいと思います。

ー 大学卒業後どんなことに取り組みたいですか?

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卒業後は大体の人は最初は工房に入って働くことになるみたいですが、その後作家になってオリジナルを作るかどうかはまだわからないです。将来的には自分が見て感動したような作品を作れるようになりたいです。

ティーシャルについて

ー 通っていて良かったことは何ですか?

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楽しかった。結果的に数学が好きになったこと。

ー 印象に残っているできごとや言われたことはありますか?

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極値(limit)をやったとき!最初は納得できなくて、藤田さんにしつこく質問して1時間くらいかけて教えてもらいました。(笑)わかったときは感動した。

ー 他の塾との違いは何ですか?

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自分の時間がちゃんととれるので、やりたいことと勉強を両立できるところ。クラス分けがなくて、受験生は受験勉強するし、そうでない人はそうでない人で、誰でも自分のペースで勉強できる雰囲気。

ー 最後に、後輩に向けてアドバイスをお願いします。

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私は全部の教科を完璧にこなすことができなかったので、得意になったものをめちゃくちゃ頑張りました。アドバイスではないですが、大学受験をする人は、私にはできないことをしているのですごい、かっこいいなと思います。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

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