【合格体験記】武蔵大学社会学部グローバルデータサイエンスコース
“スポーツと社会学の橋渡しができるといいなと思っています。どんなことができるのかこれから勉強していきたい。”
入塾のきっかけについて
ー Tcialに通い出したのはいつからでしたか?
Tcialは高2の冬、年末からでした。同時期に河合塾の英語にも通い始めたんですけど、河合では文法をあまりやらなかったので、Tcialでは文法をメインにしようと思いました。
ー 英語は苦手な科目でしたか?
英語はどちらかというと…、いや、私としてはかなり苦手科目でした。模試でも点数が全然出ていなくて、受験勉強を始めた当初から英語は課題でした。
ー 河合という大きな予備校に加えてTcialも受講することにした理由はなんですか?
予備校は集団授業で受講者数が多く、先生にじっくり質問する、というのがやりにくいんですよね。あと、やっぱり個別とはちがって先生とちょっと距離があり、気軽に聞けるという雰囲気ではない気がしていました。質問したいことはあるんだけど、質問のレベルが低いと思われないかな…というような気遅れがしてしまって。
ー なるほどですね。Tcialでの授業はどうでしたか?
私は熟語が覚えられなくて苦労していたんですが、それを話したら、どうやったら覚えやすくなるかというのを考えて教えてくれました。
具体的には、その時使っていた『Next Stage』の熟語パートについて、それぞれの熟語の成り立ちをどう意味付けたらいいのかというのをひたすら説明してくれて、有難かったです。
あとは、(将来やりたいこととか)話を聞いてくれるというのもよかったです。
古文や世界史の勉強方法について
ー 英語はTcialと河合で教わる一方で、古文や世界史はどのように勉強していましたか?
古文は自分でできました。中学のときの学校の古文担当の先生が、活用表の暗唱を叩き込んでくれたので、文法で苦労せずにすみました。
ー 「く・から・く・かり…」とか言っていく感じのあれですかね?
そうです!中学で相当に刷り込まれていたので、おかげで活用表が自動的に浮かんでくるレベルにはなっていました。その先生が担当したクラスの子は、みんなそうだったって言っています。
ー 古文の活用表は、本当に口で覚えるのが近道ですよね。読解はどうでしたか?
読解は苦労したんですけど、なんとか自分でできました。自粛期間中に古文単語はわりと頑張って全部覚え、そこからは読解演習を中心にしていました。忘れるのが早いから単語を維持するのが大変で、最後の方に抜けているのに気づいてやり直したりしました。
ー 鈴木さんは世界史が得意だったという印象がありますね。
世界史選択にして良かったと思います。世界史も国語も基本独学でしたが、それが試験で足を引っ張ったということもありませんでした。
勉強の方法としては、動画授業を見て、そのあとは自分で演習と復習を繰り返す感じです。世界史の場合、通史を一度見て、そのあとは演習と復習をしていました。
受験勉強中に大変だったこと
ー 2020年はコロナウィルスの影響で学校生活も例年と大きく変わったと思いますが、コロナ下での受験勉強はどうでしたか?
個人的には、「コロナ下だから例年より勉強が難しかった」という風には感じませんでした。むしろ、自習室など勉強スペースが空いていることが多くてやりやすかったです。試験や授業も机が少なくなったのでどちらかというと受けやすいくらい。
ー 大変な状況を前向きに捉えていたんですね。
幸い私の学校では授業が遅れるということもありませんでした。4月〜5月くらいに長い自粛期間がありましたが、あのときの時間の使い方がとても大事だったと思います。あそこできちんと有効に使えていれば、パンデミックだからといって大きな不利にはならなかったはず。...まあそうはいっても、もちろん普通に受験は大変でしたけどね。
ー 受験は長期戦だからメンタル面も重要ですよね。
あんまりいろいろ考えないようにしていました。その分、家では一本ネジが外れたようになってハイテンションになっていました。
夏にめっちゃ頑張って成績があがったんですけど、そのあとが続かなかった。英語はコツコツ頑張ることが重要だというのはよく言われるのでわかっていたつもりではいましたが、自分はすぐ覚えてすぐ忘れるので…。「コツコツ」って何だろう?みたいな感じになりました。果てが見えないという感じ。
ー 受験中、一番きつかった時期はありますか?
11月が一番きつかったです。当時はただ不安なだけで言語化できなかったのですが、今振り返ってみると、模試が全て終わって、次に何を目標にすればいいのか、わからなくなっていたんだと思います。
あとは、本番近くに急に英語が読めなくなって焦りました。2月の頭くらいからかな。世界史の仕上げに追われていたり、本番が近くて緊張していたのかな…。原因ははっきりしないですが、「全然頭に入ってこない…」ってなりました。
ー 受験期間、友達と話したりすることで気を紛らわしたりということもあると思いますが、そういう面についてはどうでしたか?
友達とも話すこともあったけれど、周りにいる人がハイスペすぎてあんまりなんでも気軽に言いあえる感じじゃなかったですね。幼少からの趣味が裁判傍聴とか、理系なのに文系のスキルもめちゃくちゃ秀でているみたいな…。
ー 確かに、好敵手といえるレベルを超えて圧倒的にハイスペックな人が周りにたくさんいると、弱点を曝け出すようなことは言いにくいよね。
そうですね。また、進学校なので、浪人する人もものすごいたくさんいます。全校生徒の1/3くらい浪人するんですけど、なかなかのパワーワードですよね。
でも私は「浪人はしない」ということは心に決めていて、なので学校もたくさん受けました。
友達の中には「絶対にこの大学にいくんだ!」と決めていて、他の大学を受けず、結果としてもう1年頑張ることになった子もいます。それを否定するというのではまったくないのですが、私の場合は「どうしてもこの大学じゃなければいけない」というのがなかったんですよ。
ー そうだったね。でも、春から夏にかけて、ときどき大学でやりたいことを聞かせてもらうことがあったけど「こういうことをやってみたい。」っていうのは、鈴木さんはしっかり持っていたと思うな。
はい。受験全体を通じて「あのとき、ああしとけば」のようなものが全くないっていったら嘘になるかもしれないけど、未練みたいなものはないです。不合格だったところもあるけれど、自分がやりたいことができる大学に合格できたので、前向きに頑張っていきます。
大学受験を終えて
ー 進学先でやりたいことはありますか?
武蔵大学の社会学部にはGDS(GlobalDataScience)コースという20人くらいコースがあり、そこに所属する予定です。社会学には高校当時から興味があり、大学ではメディア社会学というのも学んでみたいと思っています。統計学とかやらなきゃいけないから不安もありますが…。
あと、第二外国語がないので、自分で中国語と韓国語をやろうと思っています。カリキュラムに留学が組み込まれており、IELTS5.5を12月までにとれれば、留学費用60万が20万になるので頑張ります。
ー 大学卒業後やりたいこと
スポーツと社会学の橋渡しができるといいなと思っています。高校ではバドミントン部でスポーツにもずっと興味があったんです。わかりやすい例ならスポーツで地域振興とかですけど、どんなことができるのかこれから勉強していきたいです。
ー 最後に後輩へのメッセージをお願いします。
受験はしんどいので、ちょっとわかんないときとかに聞けるのが大事。そういう意味でTcialはおすすめできますよ。志望校が決まっている人は、気持ちを崩さないように。私みたいに志望校が「どうしてもここ」と決まっていない場合は、気持ちを維持するのが難しいと思うので、目の前の課題を与えてくれる場所が必要だと思います。頑張ってください。
ー ありがとうございました。
私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。
受験をはじめとした勉強において、固定的なカリキュラムや決まった勉強方法に生徒を適応させることに意識が向きがちです。
私たちはそれらを大切にすると同時に「生徒」を中心とした学習方法を提案し実践することが、生徒が勉強を楽しむことに繋がり、学力の向上につながると考えています。
「自分に合ったやり方で勉強したい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。