【合格体験記】テイラーズ大学(Taylor’s University)

斎藤隼斗

齋藤隼斗

出身学校
横浜市立東高校

進学先/進路
テイラーズ大学(Taylor's University)

“進路に悩んでいる人は、 自分のやりたいことで選ぶのがいいと思います。”

入塾のきっかけについて

ー 入塾のきっかけを教えてください。

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小5の冬に知りました。母さんが知り合いから聞いてきて、その時習ってた空手の帰りに「塾の体験行ってみる?」と言われたのを覚えてます。

ー それまで通っていた塾はある?

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なかったですね、初めての塾です。だから塾ってどんなところかよくわからなかった。

ー 入塾する決め手となったのは何ですか?

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中学生と高校生の姉がいて、二人が受験に向けてティーシャルでやってみることになったから、入塾するのは自然な流れでした。小学校で英語の勉強も本格的に始まるし、早めに勉強しておけば中学に向けて貯金を作れるし、やってみようかなって感じでした。

小学校〜中学2年

ー ティーシャルをどのように使っていましたか?

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算数(のちに数学)と英語を受講していました。担当は深川さんと鈴木さん(※現在は退職)。深川さんには数学を教わって、ペットボトルロケットの打ち上げを一緒にやったりしましたね。鈴木さんには英語を教わって、先生のキャラクターが面白くて、おかげで英語が好きになれました。

人見知りが激しくて、緊張してたので、小学生のときは口数が少なかったと思います。小6〜中1の時は授業以外にも、もう一つの部屋でボードゲームとかをやる曜日もあって、普通の勉強の場でもあり、遊びながら頭を使う場でもありました。

ー 中学はどんな学生生活でしたか?

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中学では、バスケ部に入り、学校も楽しくて充実してました。勉強面では、英語が特に覚えることが多くて大変でしたね。テストも油断すると一気に点が落ちてしまう。数学はわりと得意な方で、いい時は90点台をとることができました。でも、全体的に中学の時は勉強はそんな得意ではなかった印象です。理科と社会が苦手でした。

ー 受験を意識しだした中2の冬に一度退塾したね。あの時はどんなことを考えていた?

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中2の冬くらいに、鈴木さんが退職する予定だというのを聞いたのがきっかけです。実際に担当の先生が変わったんだけど、うまく慣れなくって、受験も迫っている中、不安になってしまった。それで、一度他の塾も行ってみようと思いました。

ー 担当が変わったことで不安にさせてしまったのは、教室として力不足だったと感じます。新しい環境はどうだった?

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率直にいって、自分に合ってなかったと思いました。

たくさんの中から先生を試してみて、決まったらその人で固定なんだけど、いい先生は既に埋まっていて、結局自分がみてもらった先生もあまりしっくりこなかったです。

何より合わないのが、塾っぽさがありすぎたというか、ホームっぽさがないというか。例えば自習一つとっても、席も狭いし、一覧を見て自習席が空いているかどうか確認して、受付に行くっていうのが、なんというか管理されている感じがして…。

ー うん、なるほど。

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ティーシャルは自習してる時に近くに先生がいて、いつでも聞ける雰囲気なんですよ。もちろん、先生の手が空いていないときは聞けないんだけど、聞ける時はいつでも聞ける。

新しい塾も、いつでも聞ける制度ではあったんだけど、何となく聞きにくい雰囲気で、結局自習中は質問せずに、疑問が解消するのは授業のときだけでした。

環境が変わってすぐに自分には合ってないと感じたんだけど、自分から(塾を)変えたいと言ったのもあって、親にもいろいろ言いにくくて、7月くらいまでは続けていたけど、結局戻ることにしました。

ー 夏期講習のスケジュール組みをしているときに隼斗が戻ってくると連絡があったのを覚えてるよ。うれしかった。

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一度違うところを経験して戻ってみると、改めてティーシャルが合ってると気づいた。

居心地がよくて、家みたいなラフな感じが合っていると思う。最初からこういう環境だったから、それが合うのかな。きゅっとしてるし、教室がいい意味で小さくて、人との距離が近いから困ったときもすぐに聞ける。

教室の内観
教室の内観。

高校受験に向けての勉強

ー そこから中3の受験生としての勉強が始まります。

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前に通った塾でも、ティーシャルでも、めっちゃ勉強しなきゃいけないっていわれて、これまで一番勉強しました。夏休みも2学期も自分としては結構頑張りました。けど今思えば、この時はまだわかっていなかったと思います。

ー というと?

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2学期の期末までは定期テストメインの勉強を頑張っていたんですけど、当然それだけでは模試の結果が出ないですよね。

特に苦手な理科社会をどうにかしなくちゃいけないと思って、中学全体の復習をするのにどれくらいやる必要があるのか、先生にも相談しながら決めていきました。そしたらめちゃくちゃやることがあって、それを乗り越えるために冬から本当の本気を出せたように思います。

ー 本気で勉強して大変だったことはある?

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周りの友人が、冬には受験が終わって遊んでいた中、自分は勉強するっていうことですね。周りは勉強せずに推薦で行く人が多かったんですよ。自分がいないとこで周りの友人が遊んでるのは初めは辛かったです。けど本気で勉強しているうちに、途中から気にならなくなってきました。

ー うんうん、他には?

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12月30日に風邪をひいてしまって、ほっといたら全然治らなくて。2週間くらい勉強できる日が潰れちゃったんです。社会をがっつりやる予定だっだのが崩れて、どうしようと焦りました。

だからその後は、必死で社会を頑張りました。全然できなかったのが、ある程度できるようになったんだけど。結果的に本番の社会はダメでした。

ー 確かに、年明けてから社会をどれくらいのペースでやれば間に合うか改めて相談した記憶があります。他の科目はどうだった?

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数学は比較的得意だったので、細かいところを修正していくって感じでした。国語はなぜか入試本番の1週間前にコツがわかって解けるようになってめちゃくちゃできるようになりました。それまでの練習の積み重ねが実ったのかな。英語はまず過去問をといて、間違えたところを練習しました。理科はわからないところを質問していました。

ー 志望校は偏差値としてはチャレンジ校だったけど一度も変えなかったね。

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そうですね。チャレンジだったと思います。模試では合格圏に入ったことなかったです。でも、まだこれから伸びる可能性もあると思っていたし、志望校を妥協して、実は行けてたって後悔するのが嫌だったので変えませんでした。

出願の前の時期に、坂本さんに「志望校このままで大丈夫?」って聞かれて、「大丈夫です。」って言ったら「OK、わかった。」って受け止めてもらえて安心しました。

変に心配されてたら、よくなかったかも。気持ちを尊重してくれたからよかった。

ー その時は、隼斗の気持ちが硬いのはわかってたから、確認しようと思って声をかけました。ぶっちゃけどんくらい受かると思ってた?

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受ける前はチャレンジ受験という意識で、とにかくベストを尽くそう!って感じでした。受けた直後は絶対落ちた!と思いました。社会が難しくてボロボロ、数学もいつもと比べると微妙だったのでダメだと思ってた。

でも試験の後、塾に行って自己採点をしたら、国語と英語がとてもよかったので、まだチャンスはあると思いました。そのあと面接の練習をすぐしましたね。

ー 合格通知を受けたときはどうでした?

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マジでびっくりしました。

ー 合格したって隼斗から報せがなかったからダメだったのかと思ってた。

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合格したらあたりまえに連絡するって知らなくて、特に報告しなかったんですよ。

発表後、初めて教室に来たときに、ジョーさん(1学年上の生徒)とか先生とかが、落ちた雰囲気で接してきて「どうだった?」て聞かれて「受かりました。」っていったら、みんなに「なんだよ!!」って言われたのを覚えています。

ー 連絡がなかったからダメだったのかなと思っていました。驚いたし、めちゃくちゃうれしかったよ。

高校生生活

ー 高校に入学してからはどんな生活でしたか。

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高校に入ってバスケ部に入りました。けどしばらくして辞めることになりました。友達と一緒に入ったんですけど、その友達がよくサボるようになって、その友達しか知り合いがいないからモチベが上がらなくて。

バスケは好きなんだけど、練習が辛くなっちゃって練習に行かないことが増えました。自分に甘かったです。一度行かないと余計行きにくくなるという悪循環にはまっていきました。自分で自分の首を絞めていたと思います。

ー 高1の時は授業も休みがちな時期もあったね。

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塾も嫌になったわけで全然ないんだけど時々休んでしまった、力が抜けてしまった時期で、部活も塾もめんどくさくなっちゃたのかもしれないです。

ー 高2のときに巻き返して安定してきた印象があるな。

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そうですね、高2の夏くらいから坂本さんにホームページ作りを教えてもらったり、趣味として個人的に動画をとって編集をしたりし始めました。コロナで学校の休みが増えてからは絵を描き始めたり、高3の春に片岡さんにプログラミングを教えてもらったりしました。やりたいことを探って、いろいろなことをやりました!

ー いろんなことに興味がでてきた一方で、勉強面でも学校のテストの点数がしっかりとれていたね。

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数学・英語ともに特別たくさん勉強してたわけではないです。
日々の学校と塾の授業をちゃんとやって、テスト前に集中して取り組んでいました。周りに比べると、授業めっちゃ聞いてたと思います。

英語は授業でやったことの確認と単語をしっかりやると、それなりの結果になりました。

数学は1年生のときの学校の先生が、声が(うるさいくらい)でかくて印象に残ってます。課題をしっかり出してくれて、おかげで勉強する習慣が身についた。2年になって先生が変わって、ときどき授業の内容を覚えていないことがありました。もちろん授業は普通に聞いてたし、テスト前に問題集も解いてたから、テストの結果もそれなりに満足できていました。

ー 満点近く得点したこともあったね。

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98点を取ったことがあって、そのときは100点をとり損ねたのが悔しかったです。数学と英語は、大体80~90点台を取ることができていました。

ー (過去の成績を見ながら)社会もいい時は80点台とれていたけどね。学ぶのは楽しいというのはいいことだと思うよ。

片岡とともにプログラミング学習・ホームページ制作を行なった。

大学受験生として

ー 進路のことを考え始めたのはいつごろ?

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進路のことを考え始めたのは2年の終わり頃です。友達が毎日塾通うようになって、受験きたなって感じになって。高校受験のときは本当の本気を出したのは冬からで、何とか受かったから、大学受験も何とかなるってなめてた気持ちがありました。「一年前から毎日ってマジか。進路考えなきゃ。」と思うようになりました。

ー その頃、やりたいこととか行きたい学校とかはあった?

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やりたいことがあったというわけじゃない。強いて言えば、動画を続けたい、留学したいくらいかな。

動画を学ぶ学校ってあるのかな?って聞いたら、動画できる学校はそんなないよって言われてました。でも、やりたいことがないのに普通の大学に入っても、続けられないと思いました。やりたいことじゃないのに、受験に向かって頑張れる気もしない。それで、大学を卒業したての姉(ちなみ)に相談しました。

ー お姉さんも留学にも行っていたし、頼りになるね。

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やりたいことで決めるのがいいか、留学で選ぶのどっちがいいのか?って相談したら、「(留学)いっちゃえば?」って軽いノリで言われて、東南アジアをおすすめされました。それで初めて東南アジアの大学っていう選択肢が浮かんできました。

ー 東南アジアのどんなところをおすすめされたの?

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ひとつはやっぱり留学費用がアメリカ・オーストラリア・カナダに比べて安いってことですね(物価が安いから)。次に、マレーシアはマレー系マレーシア人、中華系マレーシア人、インド系マレーシア人がいて色々な文化や宗教の人がいて面白そうだということ。あとは日本から近くて、食べ物が美味しい(らしい)ってところです!

ー なるほど、それで東南アジアに行こうと決めた。

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いや、その時はまだ、そういう手もあるんだってくらいで、東南アジアに行こうって決めたわけでは全然なかったです。

ー そうだったよね。具体的に海外の大学を考え始めたのは?

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高3の初めに留学エージェントへ相談して志望校を決めることになり、一旦APU(アジアパシフィック大学)という、マレーシアにある大学を選びました。でも、情報としてAPUのいい面を知っただけで、実際に行ったことがあるわけでもないし、だんだんとこのままで大丈夫かと疑問を持つようになりました。

だから、別の留学エージェントのカウンセリングのときに「なんでAPUなの?」って聞かれても、うまく答えられなかったんですね。そのときに「こっちはどう?」と紹介されたのがテイラーズ大学でした。

テイラーズ大学もいいなと思ったのですが、これといった決め手に欠けていたのは変わらずで、その後も、マレーシアの留学エージェントの方にZoomで相談してはいたものの悩んでました。

ー しばらく悩む期間が続いたと。6月に久しぶりに学校が再開される

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コロナの影響でしばらく休校だったのですが、6月に久しぶりに学校が再開されました。

そこで担任との進路面談で初めて留学のことを話したら、担任がテイラーズ大学をおすすめしてくれたんです。「あれ、担任にはテイラーズ大学に興味あるって言ってなかったと思うけど?なんで俺が行こうか迷ってる大学知ってるの?」と思いました。

担任には留学に行くことすら言ってなかったし、ましてやテイラーズ大学のことは知らないはずなので偶然なんです。しかも、ちょうど今年から指定校推薦があるっていうことを知って、奇跡かと、ここしかないとなって決めました。

思い出してみると、5月に話をしてた留学エージェントの人、斎藤さんっていうんですけど、学校どこって聞かれて、東(横浜市立東高校)っていったら、ちょうど校長先生と話したよって言っていたんです。

ー それは運命的だね。

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テイラーズ大学の指定校推薦は、3年もしくは3年間の成績が一定以上あればいける。これまでそれなりに成績をとっておいてよかったと思いました。

成績はクリアできたので、あとは英語で志望理由書を準備して、合格することができました。

これからやりたいこと

ー 大学ではどんなことをするの?

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入学してすぐは学部はまだ決まっていないんです。
デザインコースのファウンデーション(基礎コース)に1年行って、それから学部を決めることになります。はじめは動画のことをやりたいと思っていたんだけれども、今は絵を描くのも楽しいし、他にもいろんなことをやってみて、行きたい学部を見つけたいと思います。

ー 大学出た後とか死ぬまでにやってみたいことはある?

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昔からずっと言っていることだけど、いろんな国に行きたいです。

ー 最後に、後輩へのメッセージをひとことお願いします。

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進路に悩んでいる人は、自分のやりたいことで選ぶのがいいと思います。

ー ありがとうございました。

卒業時にみんなで。左から前田(数学担当)・坂本(代表)・隼斗・片岡(英語担当)・土居(卒業生)。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

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