横浜市で中学受験を考えている人が最初に知っておきたい基礎知識

中学受験は特殊な受験

中学受験は高校受験や大学受験とは異なる特殊な受験です。
そのため、中学受験をするか、するとしてどのようにするか判断は非常に難しくなってきています。

このページでは中学受験の基礎知識について書いていきたいと思います。

中学受験の基礎知識

中学校に入るときの選択肢

小学校を卒業した6年生は自動的に住んでいる地域の公立中学校学校に進むことができますが、
受験をすることで私立中学、国立中学、公立中高一貫校に進学することが可能です。

私立中学
受験をして入学します。
高校2年終了時までに高校までの履修範囲を終了するカリキュラムを組んでいる学校が多く、
大学受験にを念頭に置いたカリキュラムが設定されています。
国立中学
受験をして入学します。
教育系学部のある大学の付属校の研究機関ともいえる学校です。
付属高校があるわけではないので高校受験が必要です。
公立中高一貫校
受験して入学します。
横浜市や神奈川県が運営する学校で、国立と違い中高一貫です。
地元の公立中学
受験をしなければ地元の公立中学に進学することができます。
ほとんどすべての人が高校受験をすることになります。

どんな試験を受けるのか?

基本的には国語、算数、理科、社会の4科目もしくは国語、算数のみ2科目の試験を受けることになります。
学校によっては面接試験があったり、体育や英語の試験がある場合もあります。
また、特定の一科目だけで受験をする学校もあります。

関東学院(27年度)
日程 科目名
2/1午後 国語・算数
2/2 国語・算数・理科・社会
公文国際学園(27年度)
日程 科目名
2/1 国語・算数・数学・英語から一科目
2/3 国・算の2科目もしくは国・算・理・社の4科目の選択
慶応普通部(27年度)
日程 科目名
2/1 国語・算数・理科・社会・面接・体育実技

試験はいつ行われるのか?

首都圏の中学のほとんどは例年2月1日から数日間にわたり試験が行われ、一日に一校ないし二校を受験します。
(ただし、キリスト教系の学校では日曜日を受験日とすることを避けることがあります。)

一日で二校受験する場合は朝から一校目を四科目受験した後、移動しながら昼食をとり、午後に二科目の受験をするということになります。
そのため、体力面の事も考えて試験日程を組むのがよいでしょう。

平成27年度入試スケジュール一例
日付 午前の受験校 午後の受験校
2/1 逗子開成 関東学院A
2/2 鎌倉学園
2/3 浅野
2/4

倍率はどれくらい?

入試倍率は出願時倍率(出願者/募集人数)で見ると、4~6倍付近の数字が多くなっており学校間のバラつきもある。
しかし、実質倍率(受験者/合格者)で見ると2~3倍の倍率になっている学校がほとんどです。
横浜市立南中学のみ表に示した中で実質倍率も非常に高くなっています。

平成27年度神奈川県内中学入試の倍率(一部)
学校名(日程) 出願時倍率 実質倍率
聖光学院(第一回) 4.4倍 3.0倍
鎌倉学園(一次) 6.5倍 3.0倍
浅野 6.5倍 2.4倍
フェリス女学院 2.6倍 2.4倍
鎌倉女学院(一次) 3.1倍 1.4倍
神奈川学園(A午前) 2.6倍 1.6倍
慶応湘南藤沢 4.5倍 3.6倍
神奈川大学付属(A) 5.2倍 2.0倍
山手学院(A) 3.4倍 2.1倍
横浜市立南中学 8.2倍 7.8倍

塾に通い始める時期とそれまでにやっておきたいこと

一般的に中学受験に向けての学習を始めるのは遅くても5年生と言われています。
中学受験に必要な学習範囲をを学ぶのに5年生と6年生の前半の一年半の時間がかかるからです。

大手塾を見てみると、4年生やそれ以前の学年からのカリキュラムがあり、より早く中学受験に向けた勉強を始めることもできます。
しかし、受験勉強は早くから始めるほど良いというわけではありません。
受験する学校にもよりますが、早くから始めてもなかなか成果が出ない子がいる一方で6年生になってから本格的に学習し、第一志望に合格する子もいます。

筆者の経験ではそういう違いが生じる要因は、受験勉強を始める前に以下の3つ習慣や感覚を持っているかによると感じています。

読書の習慣がある
勉強の最も基本的なスキルとは、文章を読むことです。
どの科目であっても基礎的な読解力と語彙力があるのとないので非常に大きな差がつきます。
考えるという行為を楽しむ
パズルなどを解くことに熱中する子は、考えるという行為を楽しんでいます。
考えることを楽しんでいる人と苦痛だと思っている人では当然前者の方が成績が伸びます。
自分の意志で受験勉強をしている感覚を持っている
最後にこれが最も大切です。
自分の意志で受験をすると決めていない子は授業をしていても自習をしていても上の空でストレスばかり溜まっていきます。
 自分の意志で受験をしている感覚を持っている子は自ら考え、自分を律しようとします。

受験勉強を始める前にまずはこの3つ習慣や感覚を持っているか考えてみてください。
そしてもし一つでもできていないものがあるならば、まずはそれをクリアすることから始めましょう。

坂本 諒

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