フィンランドの「自然」-スタディーツアーレポート前編-

フィンランドの海と太陽(午後10時ごろ)

Kiitos! Suomi!(キートス!スオミ!)
ありがとう!フィンランド!

2016年5月14日~22日にフィンランド・スタディーツアーに参加してきました!

ツアーに参加して、まず伝えたいことは「あなたも是非一度フィンランドへ!」多くの人にとって価値ある体験になると確信しています。

ツアーに参加する前にフィンランドについての本を4冊読みました。当然ではありますが、そこで得られた文章やデータなどには、色や匂い・音・温度がありません。しかし、実際にフィンランドに行って全身で感じた経験は今でも色鮮やかな記憶となって生きています。

でも「フィンランドに行ってみよう!」となるまでには、まずは興味を持たなくては始まりませんね。僕の場合は今回のツアーの添乗員の戸沼如恵さんからフィンランドについて教えてもらって興味を持ち、プランナーの高坂翔輔さんを紹介してもらい、お二方のおかげでフィンランドに連れて行ってもらうことが出来ました。

スタディーツアーということで、小中一貫校・職業訓練校・公民館・学童・高齢者介護施設など様々な場所を見学し、そこで説明を受けるたびに、僕は「うんうん!そうだよね!そのほうがいいよね!」という気持ちでいっぱいになりました。

伝えたいことが山のようにあるのですが前編と後編に分けて「自然」「教育」の2テーマに絞って書いていきます。この記事は「自然」がテーマです。

続きはフィンランドの「教育」と自己評価-スタディーツアーレポート後編-です。

自然との調和を感じるフィンランド

フィンランドでは人と森が調和しているように感じます。僕の故郷である大分も自然を身近に感じますが、フィンランドで感じた調和とは少し違うように思いました。

フィンランド人は自然の恵みと共に生活することで、自然を大切にしたいという気持ちが湧いてくるのだろうと思います。

ツアーのうち1日は、子育てを終えたフィンランド人ご夫婦のお宅を訪問しました。家は森に囲まれたところにあります。ご夫婦の家を訪れてランチを頂いた後、みんなでシナモンロールを作り、会話をしながら午後のひと時を過ごしました。

シナモンロール
みんなで作ったシナモンロール

フィンランドに来る前から家は自分で建てると聞いていましたが、そのご夫婦の家も旦那さんが木を切るところから建てられたそうです。

お世話になったご夫婦の家(母屋)

敷地内には母屋以外にいくつかの離れがあったのですがそのどの建物の中にも輪になって座れるようなスペースがありました。下の写真のように、のんびりお話をするためだけの建物もあります。

お世話になったご夫婦の家(離れ)

知り合いに手伝ってもらったりしたとは思いますが、すごいですよね。

僕も日曜大工程度にものづくりを経験したことはありますが、こんなスケールの建物を建てたことはありません。にどれだけ時間が掛かるんでしょう、でも建てるの楽しかっただろうなと思います。

家のすぐ周りを案内してくれた旦那さんは、「ここは蟻塚があるから気をつけて歩いてね!」と。実際に家の近くに大きな蟻塚がありました。

ファンランドの森にある大きな蟻塚
ファンランドの森にあった大きな蟻塚

あえて質問はしませんでしたが、駆除するという発想はないんだろうと思います。生態系を壊さないために、土壌を汚染しないために。本当にすっぽり自然に包まれているような場所なので、むしろ人間がちょっと自然の中にお邪魔させてもらっているような、そんな感じです。

lake
フィンランドの森
帰り道に撮影したジャガイモを育てるための畑

丸1日自然を満喫

ツアー後半では海のほとりにあるマタサリハウスに宿泊する日もありました。その施設はご夫婦で運営されている民宿のようなところで、森と湖のような海を一緒に楽しめる場所にありました。

僕らが泊まったマタサリハウスにいたワンちゃん -ドスちゃん

湖に見えるかもしれませんが海です。

まるで湖のようなフィンランドの海
まるで湖のようなフィンランドの海

そこでは丸1日思いっきり自然を満喫出来ます!野草を採って食べたりもできます。

pick
野草を取るツアー参加者
leaves
野草を仕分ける

釣りもできます。餌としてミミズを探す人と釣りをする人に分かれて交代しながら釣りを楽しみました。

fishing
釣りをする様子
fishing2
釣りをする筆者

朝昼晩の食事やティータイムにワッフルなどを用意して頂きました。

その施設には2泊したのですが2日目の夜はバーベキューのおもてなしで、ポテトサラダを用意してくれたりお肉を焼いてくれたりしました。

bbq
バーベキュー

お腹もいっぱいになった頃、そのご夫婦の娘さんが帰ってきました。娘さんはご夫婦の仕事が終わるまでバーベキューの場所の椅子に座って夕日を浴びていました。

そして僕らがお腹いっぱいになったことを確認すると、火の始末をしてからご夫婦と娘さんの3人で建物に戻って行きました。僕を含めツアーの参加者はその場所でフィンランド最後の夕べを楽しみました。

しばらくしてから建物のあるほうへ戻ると、先に戻ったご夫婦と娘さん達は建物の入り口のちょっと座れる場所で、ずっと楽しそうに話をしていました。

僕は家族だけで向き合う時間をちゃんと作ってきたかな? いや、作ってなかったな。ちゃんと家族や大切な人のために時間を使ってこなかったな。日本に帰ってきてこの記事を書きながら、そんなことを思いました。

海のほとりに座って夕陽を見る人
海のほとりに座って夕陽を見る筆者(夜10時ごろ)

夜10時頃の写真ですが、緯度が高いのでこの時期はとっても日が高いんです。

森の中ではリラックスできる

釣りをしている写真を紹介しましたが、その場所にサウナの後の水風呂として浸かりました。もちろん全身真っ裸です。そんな風にして自然を全身で味わう機会があるから、フィンランド人は自然をより大切に出来るのだと思います。自分が自然を味わう場所を汚したいとは思わないはずです。

自然の中ではリラックスして過ごすことが出来ます。たったの数日だけでもそれを感じました。

「ああ、森に行こう。」

フィンランドはそういう発想がフッと浮かぶ国だと思います。

ちなみに音楽の学校も見学させてもらえる機会があったのですが、そこの先生に披露してもらった曲のタイトルは「私は悲しいときに森へ行く」でした。

後編:フィンランドの教育と「自己評価」へ続く。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

受験をはじめとした勉強において、固定的なカリキュラムや決まった勉強方法に生徒を適応させることに意識が向きがちです。

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この記事を書いた人

深川 道陽

Tcial創業メンバー。学習指導の他、イベント企画やプログラミング教室等を担当(現在は退職)。高校卒業後に広告代理店で働いた後、浪人を経て横浜国立大学経営学部へ進学。大学時代はシステムトレードの研究を行いつつ大手個別指導塾で塾講師の経験を積む。その後IT企業にてスマホゲーム開発を担当。現在はWEB系エンジニアとして働いている。

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