2~4月の教室の様子、話題になったことなど(2021年)

自習席の窓から見る春の風景

こんにちは、坂本です。

早いもので、もう4月も終わりが近づいてきました。
今年の2~4月は、受験本番が始まり・学年末テスト・新年度の準備・決算作業など、教務・事務ともに慌ただしい毎日が続きました。この記事では、2021年2月~4月にかけての教室の近況をお伝えします。

受験が始まった2月

大学受験

2月になると大学入試が本格化し、私大入試を皮切りに3月頭にかけて断続的に続いていきます。

大学受験生にとって2月は、試験日・合格発表日・手続き期限日が混在し、人によっては日程を把握するだけでも一苦労。身体的にも精神的にも厳しい時期です。塾の役割も、学習のサポートからメンタルのサポートへと比重が移る時期です。

一方で、ほとんど全ての生徒は学力的にもたくさんの課題を残しています。その中から、最もクリティカルなものを指摘し、他のことに気を取られないようにして、集中してもらえるようにコミュニケーションすることも塾としての重要な役割の一つです。

2月には「きみに教えることはもう何もない…。」と言えるのが理想的ですが、中々そうはいきません。

高校受験

2月の半ばには高校入試の学力試験も行われました。

こちらも直前一ヶ月は演習を繰り返し、合格ラインにたどり着くために、各科目どんな課題があるかを確認していきました。受験直前には、目標ラインに達するために、どの問題で点を取りに行くかという作戦を立て、それを元に時間配分を決め、実践練習を行います。

そのようにして、2月末〜3月頭にかけては入試結果が出揃いました。今年の主な合格実績は以下になりました。(大学→高校に五十音順)

  • 国士舘大学文学部
  • 国士舘大学法学部
  • 東洋大学社会学部
  • 東海大文学部
  • 東海大文化社会学部
  • 日本女子大学人間社会学部
  • 武蔵大学社会学部
  • Taylor’s University(テイラーズ大学)
  • 神奈川県立住吉高校
  • 横浜清風高校

学年末テスト

2月末〜3月前半にかけては多くの中学・高校で学年末試験が実施されました。

今回もたくさんの生徒がすばらしい得点を出してきてくれました。数学Ⅰ92点(高1)、数学A93点(高1)、英語88点(中3)、英語84点(高1)、数学97点(高1)、日本史98点(高1)、数学79点(高2)、古典91点(高2)など。

素点が高くなくても、平均や前回と比べて良い得点を取れていたり、結果が出ている生徒もあります。

コロナ禍の影響もあり、全体的に学校のカリキュラムが遅れがちです。遅れたカリキュラムを取り戻すため、試験前に試験範囲外の新出単元を学習しなければならず、苦戦したケースもありました。

新年度にむけて

新学期を迎えて学年が変わると、学校の履修科目が変わったり、受験生がフォーカスする科目が絞られてきたりします。受験生を中心に、新年度に向けてどのような目標にどのような体制で向かっていくのか話をしていきます。

現代文読解・小論文対策のコースを新設

その中で今年は、読解・作文に特化した小集団コースをすることになりました。夏に読解のミニ講座として実施したものをブラッシュアップして大学受験生用の講座にします。

新講座は国語(現代文)の読解力と文章作成技術の習得をテーマにしています。現代文の読解と小論文とは分けて考えられることが多いですが、読むこと(読解)と書くこと(表現)は表裏一体をなしています。この講座では特に「よりよく書くための正確な読解」という視点に立ち、文章を感覚にまかせず意識的に読む方法を紹介していきます。

8周年を迎える

実は3月15日に、教室をオープンしてから8周年を迎えました。

2013年の3月に自宅から現在の場所に教室を移し、本格的に塾を始めたとき、初めての授業の光景は未だに覚えています。(僕が授業していたわけではないのですが)その時は広い教室の隅に先生と生徒一人ずつだったのが、今は様々なたくさんの人に通っていただくことができています。大変ありがたいことです。

そんなこんなで時の流れを感じ、ちょっぴり感傷的になりつつ、目の前のやるべきことと格闘しているうちに、春は慌ただしく過ぎていきました。

以上、2021年2月~2021年4月にかけての教室の様子になります。次回は夏休み前頃にお伝えできればと思います。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

坂本 諒

ティーシャル代表。数学、物理、化学などを担当。

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