『基礎からのジャンプアップノート古典文法・演習ドリル』の特徴と使い方

基礎からのジャンプアップノート古典とは

『基礎からのジャンプアップノート古典文法・演習ドリル』は、古文の基礎的な文法事項を練習できる問題集です。

問題は基礎レベルが大半となっており、日常学習用の問題集としても、大学受験で古文を選択する受験生の基礎固めの問題集としても使うことができます。

各単元ごとに、見開きに「文法解説」を読みながら「チェック問題」を解くページと、解説なしで「練習問題」を解くページがあり、古文が苦手な人や文法事項を忘れてしまった人でも段階的に取り組める構成になっています。

この問題集は、
1 センター試験で満点が取りたい
2 早上・MARCH・関関同立に入りたい
3 国公立の二次試験を突破したい
そう思っている受験生が、最低限身につけておかないといけない古文の文法事項を、基礎からもれなく、しかも、サクサクとマスターできるように工夫して作ったつもりです。
『基礎からのジャンプアップノート古典文法・演習ドリル』p2より

基礎からのジャンプアップノート古典の特徴

基礎からのジャンプアップノート古典の特徴をざっくりまとめると以下のようになります。

  • 最低限身につけておきたい古典文法事項の30問
  • 文法事項のまとめを見ながら練習できる
  • 問題文や現代語訳も載っていて使いやすい別冊解答

基礎からのジャンプアップノート古典の基本情報

教材名
基礎からのジャンプアップノート古典文法・演習ドリル
著者
望月光・上田慶子
出版社
旺文社
サイズ
A5判
ページ数
問題集:96ページ・別冊解答:72ページ
価格
税込770円(本体価格:700円)
販売
市販教材

基礎からのジャンプアップノート古典の構成

全体の構成

動詞、形容詞・形容動詞、助動詞「き」「けり」、格助詞、敬語、「ぬ」「ね」の識別など30のテーマに分かれており、古典文法の基礎を網羅的に学習できるようになっています。

  1. 古典文法入門(1テーマ)
  2. 動詞(2テーマ)
  3. 形容詞・形容動詞(1テーマ)
  4. 助動詞(13テーマ)
  5. 助詞(5テーマ)
  6. 敬語(3テーマ)
  7. 識別(5テーマ)

各テーマの構成

古典文法入門〜敬語までのテーマは最初の見開き(2p)が上段に「文法解説」、下段に「チェック問題」がのっています。識別は「チェック問題」がなく最初から「練習問題」となっています。(識別はそもそも応用的なテーマですから。)

文法解説

活用表や意味の識別など、各テーマの基本的な事項がまとめられています。情報量はある程度絞られており、網羅的に学ぶのではなく、重要な事項を確認するための解説です。

チェック問題

上段で学習した文法事項をすぐに練習するための問題です。上段を見ながらインプットのために使っても、上段を隠して内容をアウトプットできるか、練習するために使ってもよいでしょう。解答は次ページにのっており手軽に丸付けをすることができます。

練習問題

「文法の解説」と「チェック問題」で学んだ内容の練習問題です。「チェック問題」より難易度が高く、この問題を正解することで基礎が理解できていることを確認することができます。解答解説は別冊になっています。

別冊解答・解説

上下二段組で、上段には問題と解答に加え出題された文の出典と現代語訳が、下段には解説が載るという形式になっています。決まったレイアウトで2色刷り、余白も十分にとられており、使いやすくつくられています。

別冊の巻末には助動詞一覧表、敬語一覧表が載っており、参照しながら問題を解くことができるようになっています。

基礎からのジャンプアップノート古典の難易度

チェック問題は入門レベル、練習問題は基礎レベルです。学校の定期テストで出る問題と同じような難易度といえるでしょう。

問題量が多すぎず少なすぎず、短期間で古文の一通りの文法を学習するのに程よい難易度となっています。

文法の解説はそこまで詳しいわけではないので、古文の初心者には難しく感じる場合もあるかもしれません。(同じ子分の初心者でも国文法を理解しているかどうかなどで難易度は変わります。)ゼロから古文を勉強するひとはまず入門レベルの参考書を読むことをおすすめします。

どんな人におすすめか?

古文の定期テスト対策をしたい人

古文の定期テスト対策におすすめです。問題の難易度が定期テストにちょうど良いですし、問題量も学校の課題+αでとくには程よい量だと思います。ちなみに、学校の古文の授業で渡されたプリントがこの問題集のコピーということもしばしばあります。

古文の受験勉強の基礎固め

大学受験で古文を使う人用の最初の問題集としてもおすすめです。この一冊をまずはしっかりマスターすることで古典文法の知識を確認しながら古典文法の基礎力(活用や接続などの古典文法システム面の理解)をつけることを目指しましょう。

基礎からのジャンプアップノート古典の使い方

1.「文法解説」を読む

まずは文法解説に目を通しておきます。活用などは声に出して読んでみるとよいでしょう。

2.「チェック問題」を解く

「文法解説」にでてきた知識やしくみを理解するためであれば、上段の「文法解説」を見ながら解いてみましょう。一方「文法解説」の内容をアウトプットする練習をしたい場合は上段の「文法解説」を隠して解いて見ましょう。

いずれにしても上段が視界に入ってくることは間違い無いので、ここでは理解や練習が目的となります。

3.練習問題を解く

「文法解説」や「チェック問題」の内容を覚えているかの確認が目的です。ヒントがなくてもスムーズにアウトプットできるか確かめるために、前のページの「文法解説」や「チェック問題」は見ずに解くことをおすすめします。

4.解説を読む

別冊解答・解説で丸付けと見直しをします。設問になっていることだけでなく、文全体の文法の解析や現代語訳も確認し、わからないことは古語辞典や参考書で調べましょう。

基礎からのジャンプアップノート古典で勉強するときの注意点

初学者は参考書も必要

『基礎からのジャンプアップノート古典』には各章ごとに文法解説が載っていますが、それらはあくまで要点をまとめたものなので、初学者がいきなり特には情報量が少なめです。古典を初めて勉強するもしくは、学校の授業で習ったことはほとんど忘れてしまったという人は参考書系の教材から始めることをお勧めします。

書き込みをする前はよく検討して

表紙に「書き込んで覚える」と書いてあるように、書き込みながら解くことが可能ですが、当然ながら書き込んでしまうと二回目を解くことが難しくなります。書き込みをする場合は、学習の目的をよく考慮しておきましょう。個人的には「チェック問題」は書き込み「練習問題」は書き込まずに使うというのがおすすめです。

基礎からのジャンプアップノート古典の代わりに使える問題集

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

坂本 諒

ティーシャル代表。数学、物理、化学などを担当。

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