教材・本の紹介

『Focus Gold(フォーカスゴールド)』の特徴と使い方

フォーカスゴールドとは

『Focus Gold』は高校数学の基本問題から応用問題までを網羅的に収録した汎用問題集です。『チャート式』と並び、大学受験に定番の問題集です。

基本問題から難関大レベルの発展問題までの典型的な解法を網羅的・体系的に学習することができます。この一冊の理解度を深めることで、多くの大学に合格する力をつけることができます。

市販用には数学Ⅰ+A/Ⅱ/B+C/Ⅲの4種類が、学校用にはⅡ+B+C/Ⅲ+Cが出版されています。進学校で傍用問題集として採用されることが多いようです。

フォーカスシリーズ(啓林館HP)

フォーカスゴールドの特徴

フォーカスゴールドの特徴をざっくりまとめると以下のようになります。

  • 基本問題から入試レベルの応用問題まで網羅
  • 例題・解法・類題で典型問題をわかりやすく解説
  • 勉強法から豆知識までの充実したコラム

フォーカスゴールドの基本情報

教材名
Focus Gold<フォーカスゴールド> 5th Edition 数学
出版社
啓林館
サイズ
A5判
ページ数
問題集:712ページ・別冊解答:544ページ(数学Ⅰ+A 5th Edition)
価格
税込2070円(本体価格:1882円)
販売
市販教材

フォーカスゴールドの構成

例題と章末問題のマスター編、入試問題演習のチャレンジ編、受験本番の考え方を学習する実践編に分かれています。

マスター編

「数と式」「二次関数」など単元ごとに章立てされています。

まとめ

各章の重要事項・要点のまとめです。

Check!

公式の確認や基本問題が各章1ページ程度載っています。

例題

『Focus Gold』のメインが例題です。教科書レベルから入試問題レベルまで幅広い例題が多数載っています。

一つの例題は以下が一ページにまとめられた構成になっています。

  • 例題:一つの解法につき一つの例題が載っている
  • 考え方:解法のヒントを簡潔にまとめたもの
  • 解答:例題の模範解答を理解することが『Focus Gold』のメイン
  • Focus:例題を解くカギとなる発想を簡潔にまとめたもの
  • 練習:例題と同じ解法や発想を使う問題が数問載っている

step up(節末問題)

節末のまとめ問題です。例題の確認のための易しい問題から応用問題まで載っています。

章末問題

章末のまとめ問題です。入試レベルの問題が載っています。

チャレンジ編

チャレンジ編は代表的な入試問題を集めたセクションです。Level up問題・解説・演習問題の3つのパートに分かれています。

Level up問題で単元別の代表的な問題にチャレンジし、解説を読んで解法やポイントの確認をします。余裕があれば別解も確認しておきましょう。

Level up問題の解説確認を終えた後は、演習問題で一段ハイレベルな入試問題にチャレンジできます。

実践編

実践編は、入試本番での発想力・記述力をさらに高めるための解説集です。
マスター編の重要問題・重要公式問を題材に、一つ一つの問題に対して一歩踏み込んだ考え方を解説しています。

フォーカスゴールドの難易度

マスター編の例題は4段階の難易度が設定されています。

  1. *   :基本問題、教科書の基礎事項の確認問題
  2. **  :標準問題、確実にできるようになりたい入試でも標準的な問題
  3. *** :応用問題、入試の対応力を高める発展的な問題
  4. ****:発展問題、難関大入試レベルの難問

基本から発展まで数多くの問題が収録されているためか、同じレベルでも体感難易度には違いがあるという印象です。

チャレンジ編の問題は理系では難関~超難関大学入試、文系では超難関大学入試レベルとなっています。

実践編はマスター編・チャレンジ編を終えた後の学習用で、理系の超難関大学志望者向けとされています。

どんな人におすすめか?

難関大学を第一志望にしている高校生

入試で頻出の問題形式が網羅されており、かつ難易度が高めの問題が多めに載っています。難関大学を第一志望にしている高校生が、本格的な受験勉強を開始してから過去問演習を行う前まで使うのに適しています。

難関大学受験を視野に入れている高校1・2年生

教科書レベルから難関大学レベルまで幅広い問題が載っているため、高校1・2年生の段階でも普段から学習に取り込むことができます。日常学習から始めて受験直前期まで長く使える問題集になっています。

フォーカスゴールドの使い方

マスター編の使い方を紹介します。

STEP1. 例題を解く

1周目は解法を理解することが目的になります。まずは例題を解きましょう。2周目以降の場合は、例題は解かずに練習から解いても構いません。手が動かないときは例題下の「考え方」をヒントにすると良いでしょう。

STEP2. 解答を見る

解き終わったら解答を読みましょう。解答では自分の解法の正誤を確認し、模範解答の操作の意味について考えます。
理解ができたら最後に「Focus」に目を通し、重要な公式を確認しておきましょう。

ポイントは、解法が思いつかないときに時間をかけすぎないことです。しばらく手が動かず、悩んでしまっていると感じたら、一度解答を読んで理解することに専念します。解答が理解できたら自力で例題を解き直しましょう。

自力で解けた場合も、しばらく時間を空けてから改めて解きなおし、理解が定着しているか確認するとよいでしょう。

STEP3. 練習問題を解く

例題が解けたらそのまま練習に進み、例題の解法を実際に使うことができるか確かめます。間違えた問題は、日付や✔️印をつけるなど記録しておきましょう。

以上の例題→練習のサイクルを繰り返します。

STEP4. 間違えた問題を解きなおす

しばらく時間をおいて間違えた練習問題に再度挑戦しましょう。解けなかった場合は解けるまでこれを繰り返します。どうしてもわからないときは模範解答を見ながら解法を再現すると操作の意味に気付けるかもしれません。

フォーカスゴールドで勉強するときの注意点

解説を読み解く力が必要

問題を解く上で重要なことは書いてあるものの、解法のすべてを丁寧に説明しているわけではないため、解答を読んでわかりにくいと感じる部分が出てくるかもしれません。

その場合は関連する他の項目を見返したり、自分で解答を再現するなどして主体的に考えることが大切です。それでもわからないところは学校や塾の先生に質問することをおすすめします。

初学者には向かない

総じて応用寄りの問題集であるため、基礎的な内容の理解が必要な人には向きません。教科書などで基礎事項を学習してから取り組みましょう。目標が難関大学でない場合や基礎を身につけることが目的の場合は、反復練習ができる別の問題集を使用しましょう。

フォーカスゴールドの代わりに使える問題集

『Focus Gold』の難易度は、およそ『チャート式』の青~赤に対応しています。形式も収録されている問題も類似しているため、既に上記カラーの『チャート式』を使用している人は『Focus Gold』に乗り換える必要はありません。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

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