Gakken古典文法ドリルの特徴と使い方

古典文法ドリルとは

学研プラスから出ている『古典文法ドリル』は、初学者にやさしく、見やすいレイアウトで作られた古文文法入門〜初級者向けのドリルです。「ドリル」という名称ですが、説明が充実しており古文が苦手であっても1人で進められるように心遣いがされています。

高校古文の学習入門者・初級者から、大学受験のための基礎復習として使えます。可愛らしくすっきりとしたブックデザインもお勧めの1冊です。

古文の読み方がわからない! 活用形が覚えられない! 識別ってそもそも何? そんな人は、まず本書を読むべし。講義を読み、空欄を埋めていくだけで、自然と「古文」の得点力がアップする、魔法のようなトレーニングブック。センター対策にも最適な一冊。
学研出版サイトより

古典文法ドリルの特徴

古典文法ドリルの特徴をざっくりまとめると以下のようになります。

  • 情報量・レイアウトが見やすく初学者にやさしい
  • かなづかいから助詞・敬語・識別まで、範囲はしっかりカバー
  • 説明を読みつつ書き込んでいけば自然と古文の文法が一通り学習できる

古典文法ドリルの基本情報

教材名
古典文法ドリル
著者
貝田桃子
出版社
学研
サイズ
B5変判
ページ数
240ページ
価格
税込1320円(本体価格:1200円)
販売
市販教材

古典文法ドリルの構成

章立ては以下のようになっています。

  1. 第1章 古典文法入門
  2. 第2章 用言
  3. 第3章 助動詞
  4. 第4章 助詞
  5. 第5章 敬語
  6. 第6章 識別
  7. 解答

古典文法ドリルの難易度

古典が苦手だという人にはまず勧めたいですが、誰がやっても簡単にわかるわかるというわけではありません。品詞についての理解がないと、すいすい進むというわけではないと思います。「形容詞ってなんだっけ」という向きには、一度戻って復習することを勧めます。

どんな人におすすめか?

古典が苦手だという人、高校古典を学び始めて予習したいという人、学習が始まったがいまいちわからないままなんとなくきてしまい復習したい、整理したいという人におすすめです。

大学受験で古典を使うが苦手な意識があるので一度基礎からやり直したいという人にももってこいの問題集です。

古典文法ドリルの使い方

前から順番に進めればok

スタンダードに前から順番に進めていきたい。『基礎からのジャンプアップノート 古典文法』、や『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』のように少し難しい(問題多めの)ものと併用してもいい。

基本的には読解ものと併用を

受験で必要な読解の力は総合的についていくものなので、基本的には読解問題と併用するとよいです。

活用を覚えるときは口に出して

古典文法は活用を覚えるときは口に出して覚えましょう。「くくしきけれちょんからかりちょん。」「しくしくししきしけれちょん。」「ありをりはべり、いまそがり。」リズムが良いものが揃っています。

古典文法ドリルで勉強するときの注意点

特に注意すべきことはありません。

古典文法ドリルと併用したい参考書や問題集

  1. 学校で配られるハンディ文法ブック
  2. 長文の問題集

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

片岡 正義

主に国語・英語を担当。言語を理解する上での「からだ」と「あたま」の双方から楽しみを感じられるような授業をしたいと思っている。

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