オンライン朝の会をやって良かったこと

こんにちは、坂本です。

新型コロナウイルス感染症の影響による休校に対するサポートとして、4/13より「オンライン朝の会」を始めて1ヶ月弱が経たちました。

ここで一度、朝の会の様子やどんな良いことがあったかについて書き留めておきたいと思います。

オンライン朝の会とは

朝の会とは、ビデオ会議ツールを使って、その日やりたいことを参加者と共有すにる会です。

新型コロナウイルス感染症の影響によって、神奈川県内の学校は休校が続いています。そんな中、朝起きられないとか、やることがなく惰性で生活しているといった生徒・保護者の声を多数ききました。そこで、より充実した1日を過ごすために、その日やりたいことを共有するという会をオンラインで開くことにしました。

朝の会の記事はこちら↓

朝の会の様子

やりたいことの宣言ができた1週目

1週目はうまくいくかどうか心配もありましたが、大きなトラブルなく参加者みんながやりたいことを宣言をすることができました。

企画段階ではやりたいことを時間制限内(3分)に見つけられるだろうかという心配もあったのですが、幸い杞憂に終わりました。

はじめは宣言するやりたいことの数は決めずに始めていましたが、発表の時間(1分)も考慮して、基本は3つにすることになりました。(もちろん、4つ以上でも2つ以下でもokです。)

朝の会の様子
オンライン朝の会の様子。アバターはクマのぬいぐるみが人気です。

SMARTな目標を意識し始めた2週目

もともと、試験的に1週間の予定で始めたのですが、参加している生徒保護者からは好評だったこと、休校が続いていていつ解除されるかわからない状態でしたので、2週目以降も実施することにしました。

1週目でやることを宣言することができたので、2週目からは会として新たな目標をつくりました。それは目標をSMARTにしようということです。

SMARTとは
Specific(具体的)、Measurable(計測可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性がある)、Time-bound(期限がある)の頭文字をとった造語です。これら5つの要素を取り入れることで、効果的な目標設定ができるといわれています。

1週目のやること宣言は「今日は数学を勉強します。」のように抽象的なものも多くありました。これでは実行できたかどうかがいまいちわかりにくくなってしまいます。

そこで「今日は青チャートの20~24を13:00~15:00に解きます。」のように目標をSMARTにすることにチャレンジしてもらいました。

クイズやフリートークも交えた3週目

2週目を終え、SMARTな目標づくりにも慣れてきました。次の課題としては毎日の朝の会がつまらないルーティーンにならないように変化をつけるということでした。

そこで1日1題クイズに答えてもらったり、テーマを決めての雑談の時間を設けることにしました。クイズは、朝の会の中で出てきた話題に関連した内容からつくっています。

上杉謙信に関するクイズ
漫画を知らなくて上杉謙信と答えられたらすごいですね。

これまで出てきた目標

これまで発表してきた目標は以下のようなものです。(一例です。)

  • 14時から15時の間はスマホ、パソコン、PS4に触らない
  • 『数学重要問題集』から1問、15分以内に解く
  • 『サクシード』の二次関数の問題を順番に解いていく
  • 『Polaris』で英文法の問題を10問解く(15:30まで)
  • 学校の課題の漢字を2ページ進める
  • 5分間目を閉じて呼吸だけに集中する瞑想をする
  • 昼食に5分で卵焼きをつくる
  • 昼食後にダルゴナコーヒをつくる
  • 13:00からチョコチップクッキーを焼く
  • フェイスガードをつくる
  • 本を本棚にしまう
  • 服をしまう
  • 超美味しいチャーハンをつくる(夕食)
  • 『雪花の虎』1,2巻を読む(夕食の後)
  • 課題図書になっている『社会を変えるには』を読む
  • 兄弟でゴジラの映画をみる
  • ピアノの練習をする(15:00〜)
  • ネイルをする(13:00〜)

目標を共有することで、目標を立てるときの感覚がそれぞれ違うのがわかります。特に、時間を意識して目標をつくるようになってからは、時間の感覚の違いが顕著に表れました。

例えば、「開始時間」に注目する人と「何分かかるか」に注目する生徒がいて、「何分かかるか」に注目する生徒はかかる時間を短く見積もりがちだということです。

こういった癖を知っておくことは、勉強のやり方を考えるときにも役に立ちそうです。

オンライン朝の会をやって良かったこと

たった3週間ですが朝の会を続けられているのは、運営者・参加者にとって負荷がかかり過ぎず、かつメリットがあるからだったと思います。

朝の会で宣言するやりたいことは、ちょっとしたことで構いません。漫画を1冊読むとかでいいのです。これが学校だったら、周りや先生の目を気にして気張った目標をたてなければと思ってしまうのではないでしょうか。

時間も10:00開始とちょっと遅めにして、できるだけ無理なく続けられるようにしています。

また、負荷が少ない割にはメリットが大きいと感じています。もともと狙っていたこととして、以下のようなメリットがありました。

朝起きられる

学校や仕事、人と会うなどの予定があれば朝起きられる人でも、何も予定がなければ起きるのは一気に難しくなってしまいます。

朝の会という予定を入れておくことで、朝起きる難易度が下がります。

その日何をしようか考えるきっかけを得られる

朝起きてまず、その日にやることを考えそれを紙に書いて実行する。こういったことを一人でする習慣がついている人は滅多にいません。多くの人はなんとなく無為な時間を過ごしてしまっては後で後悔しているのではないでしょうか。

朝の会に参加することで「今日は何をしようかな」と考えるきっかけをつくることができます。

やろうと思ったことを実行しやすくなる

その日にやりたいことを思いついてもそれだけでは、いざ実行しようとすると面倒くさくなってしまったりして、結局やらないということがよく起こります。

朝の会で宣言することで「みんなにいったし、やろうかな…。」という気持ちが生まれ、より実行できる可能性が高まりました。

実行できたら気持ちいい

宣言したことが実行できると、とても爽やかな気分になります。そしてそれを誰かに話したくなったり、他の人の宣言がどのように実行されたのか気になってきます。

朝の会の中では、前の日の宣言の結果を発表したり、他の参加者に結果を質問するような機会もつくっています。

オンライン朝の会をやって良かったこと(副産物)

朝の会をやってみて、良かったことは他にもありました。

みんなの意外な一面を知れる

やりたいことを宣言することで、生徒も講師も普段塾内でのコミュニケーションでは見えない部分や意外な一面をオープンにすることになりました。

新しいことを教えてもらう

参加している人は小学生・中学生・高校生・運営(アラサー)なのですが、それぞれ興味の幅がズレているため、必然的に互いに知らないことを紹介し合うことになります。

個人的には「ダルゴナコーヒー」の存在を教えてもらったときに、若者文化の最先端を知った!とこっそり感動していました。

僕の方からも面白くて学べるコンテンツ(主に漫画と音楽)を紹介して、誰かに伝っていくといいなと思っています。

おわりに

朝の会は全員に常に強制するようなものではないと思います。ティーシャルに通っている生徒の中でもある程度の自己管理ができている人や、友達とオンラインでつながって似たことをやっている人、そもそも興味ない人もいるかと思います。

しかし、もし学校がお休みになる中でもう少し充実した1日にしたい!という気持ちを抱えている人や、時々は誰かと喋りたいと思っている人がいたら気軽に参加してみてください。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

受験をはじめとした勉強において、固定的なカリキュラムや決まった勉強方法に生徒を適応させることに意識が向きがちです。

私たちはそれらを大切にすると同時に「生徒」を中心とした学習方法を提案し実践することが、生徒が勉強を楽しむことに繋がり、学力の向上につながると考えています。

「自分に合ったやり方で勉強したい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

坂本 諒

ティーシャル代表。1988年福岡生まれ。大学に進学した2006年から塾講師をはじめ、2013年に個別指導塾ティーシャルを横浜に開校。おもに数学・物理・化学などを担当。

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