ロンドンへ市内観光 -イギリス留学日記 後編-

ロンドンの駅

ティーシャルに通う高校1年生の土居くんという生徒が1年間のイギリス留学をすることになりました。そこで、貴重な体験をテキストに残すべく、文章表現の実践練習を兼ねて「イギリス留学日記」を書いてもらうことにしました。数学好きの彼は、留学先の勉強もある中、日本から持ち込んだ数学の勉強に精を出しすぎて「これ以上数学をするな」と言われてしまったそうです笑。そんな土居くんが新しい記事を書いてくれました。今回はロンドンへの旅編です。それではどうぞ!(坂本)
※この記事はイギリス留学中の複数の日記に編集を加えたものです

▼前編はこちらから
Scarborough College(スカボロー・カレッジ)の教育と生活 -イギリス留学日記 前編-

試験休みにロンドンのお寺へホームステイ

こんにちは、土居です。

Scarborough College では half term break という休みが9月14日から30日まで2週間もあります。日本語でいうと中間試験休みといったところでしょうか。その間にロンドンにある日本のお寺に滞在しました。お寺の事は後ほど…。今回はロンドンへの旅路について書きます。

スカボローからヨークへ

スカボローからロンドンまではヨークという駅で乗り換えて4時間くらいかかります。距離でいうと東京から大阪くらいあるのにたったの30ポンド(4,000円ちょっと)で行けるんですよ!日本に比べて安くていいですよね。

出発の日は1時間目だけ授業受けて、それから早速ロンドンに向かいます。一緒にロンドンまで行くのは、ロンドンに滞在する予定の中国人の友人、 ロンドンの空港から香港に帰る友人、フランス人の友人です。

町で唯一のスカボロー駅に着きました。この駅には改札がありません。

待っていると電車が来ました!

スカボロー駅
スカボロー駅

電車に40分乗り、ヨークに向かいます。向かう途中、電車のあたり一面 田園風景で囲まれていて、地平線の奥の方まで緑で染まっていてとっても綺麗で写真を撮るのに夢中でした。

スカボロー駅からヨーク駅へ向かう電車の車窓からの風景
スカボロー駅からヨーク駅へ向かう電車の車窓からの風景

ヨークからロンドンへ

ヨークに着いてvirgin train という新幹線みたいなのに乗ってロンドンのking’s cross 駅に向かいます。

2時間程かかりついにロンドンの king’s cross 駅に着きました。

ロンドンの king's cross 駅のプラットフォーム
ロンドンの king’s cross 駅のプラットフォーム

駅を出ると赤い2階建てバスが何台も止まっているのを見てロンドンに着いたことを改めて実感しました。

ここで友人と別れ目的地であるお寺に向かいます。

何だか日本食が食べたいなと思っていると、偶然目の前に日本食のレストランがあって、そこで1ヶ月ぶりのカツカレーを食べました。イギリスの食事は基本美味しくないので、そのカツカレーを食べた時は感動でした。

ロンドンの地下鉄にいたパフォーマーにびっくり

カツカレーを食べたあと、地下鉄に乗ってLondon 郊外のお寺がある acton townに向かいます。
ロンドンには地下鉄がいっぱい走っていると聞いたんですが、確かにたくさん走っているんですけど、東京に住んでいる人からしたら驚くほどではないです。

地下鉄に乗っていると途中の駅からサックス🎷を持ったおじさんと太鼓みたいなものを持ったおじさんが乗ってきて電車の中で突然演奏を始めました笑!!

ロンドンの地下鉄の車内でサックスを吹く男性
ロンドンの地下鉄の車内でサックスを吹く男性

後で気になってネットで調べて見たら、彼らみたいに地下鉄の車内や改札の中で演奏しているパフォーマーの事を「バスカー」といってちゃんと正式にライセンスを取って演奏しているらしいです。日本では考えられませんよね。

目的地のお寺へ到着

そして30分ぐらいたってようやくacton town に着きました。見渡す限り住宅地だらけでした。acton town に着いてから歩いてお寺に向かいます。

acton town の夜道
acton town の夜道

お寺に着きました。外から見ると見た目はお寺というよりも一般的なイギリスの住宅地なんですが、中に入ると日本人の住職さんもいて石庭もあって中身は完全に寺って感じがします。

acton town にある寺の庭
acton town にある寺の庭

ここで2週間ホームステイさせてもらいました。

お寺なので朝の6時からほうきで外の道を掃除をして、その後御勤め(読経)をします。御勤めは夕方もします。日本食を頂くこともできて、おかげで日本に帰りたい気持ちを完全に忘れさせてくれました。

ロンドン市内を観光

土曜日にロンドンを1人で観光しました!

もともと、ロンドンに行った時は定番のウエストミンスター宮殿(ビックベン)に行こうと考えていました。でも、定番の場所は学校の修学旅行で行く機会があるので後回しにしようと思い、今回はなるべく有名じゃない観光スポットを探しました。いろいろ探した末のプランはこうです。

自然史博物館→piccadilly circus→oxford street

ロンドンでは oyster card(オイスターカード)が便利

当日、地下鉄に乗るため、駅に向かいます。
学校の友人に「ロンドンに行った時は oyster card を買うといいよ。」と勧められ、駅で£5(700円くらい)で買いました。
oyster cardというのは、日本で言うsuicaみたいな地下鉄用のICカードです。

二階建てバスでも使えるのが便利です。(と言っても、地下鉄の方が便利だからバスは1回も使ったことがないのですが…)細かいことですが、日本と比べると改札でカードをタッチしてからゲートが開くまで時間が長くてたまにイライラします。

ロンドンはイメージの通りたくさん地下鉄の路線があり、東京と同じようにロンドン市内ならどこでも行きたいところに行くことができます。

とりあえず、Science MuseumとVictoria & Albert MuseumとNatural history Museum がある South Kensington 駅に向かうことにします。博物館や美術館がある、東京で例えると上野みたいなところです。

お寺は Acton town 駅近くなので地下鉄に乗り、30分ほど乗車し South Kensington 駅に向かいます。
駅に着くとまずは、Natural history Museumに向かいます。

自然博物館に到着

着くと、まずは外観の迫力に圧倒!

自然博物館の外観
自然博物館の外観

これが日本とイギリスの違いなんですけど、イギリスでは国立の美術館や博物館などは入館料が無料です!ですが、テロの影響かどこに行っても入る時に厳しいセキュリティーチェックをされます。

博物館の中は動物ゾーンと地球ゾーンに分かれています。
最初に動物ゾーンの展示を見に行きました。至る所に恐竜や昆虫、動物などが展示されているのですが、上野の博物館とはスケールが違いました。

自然史博物館 内側
自然博物館の内部

次に、地球ゾーンの展示を見に行きました。地球ゾーンでは火山や地震関連の展示で、その中でも日本の地震が津波のことが取り上げられていました。日本のコンビニが再現されていて、地震を体験することができました。

自分の感覚ですが、だいたい震度3くらいだった気がします。

日本人の僕からしたら、この程度の地震は2週間に1回くらいの出来事なのでなんとも思いませんでしたが、イギリス人たちは皆悲鳴をあげてました。ヨーロッパで地震なんてほとんどありませんからね。

Picadilly Circus(ピカデリーサーカス)へ

自然史博物館を後にして、次はpicadilly circus に向かいます。
最寄りのsouth kensington 駅に戻って同じ電車でpicadilly circus 駅に向かいます。

piccadilly circus というのは4つの有名な通りが合わさる広場で、近くに中華街や劇場やデパートがあることで有名です。 

駅を出ると、広場は目の前でした。

ピカデリーサーカス
ピカデリーサーカス

広場の中央に大きな像が立っています。その像の下にいろんな人が座っています。渋谷のハチ公像みたいに集合場所になってるんだと思います。

ビルとビルの間からビックベンを見ることができました!

ビルの間から見えるビックベン
ビルの間から見えるビックベン

さすがロンドンの中心なだけあって人通りや交通量が多いです。
二階建てのバスも走っています。

ロンドン市内を走る二階建てバス
ロンドン市内を走る二階建てバス

ひととおり見終わった後、隣の駅のoxford circus 駅まで続くリージェントストリート沿いを歩いているうちにだんだん暗くなってきました。通りには、服屋やデパートがずらりと並んでいる通りです。

通りの写真をいくつか載せます。

まずはアップルストアです。

ロンドンのアップルストア
ロンドンのアップルストア

リージェントストリート、ライトアップが綺麗です。

リージェントストリート
リージェントストリート

こちらもリージェントストリート、スカイラインが美しいです。

リージェントストリートのスカイライン
リージェントストリートのスカイライン

20分ほど歩くと、oxford circus に着きました。ここももの凄く人通りが多く栄えています。
気づくと空が真っ暗になっていたので、旅をやめて寺に戻ることにします。

▼前編はこちらから
Scarborough College(スカボロー・カレッジ)の教育と生活 -イギリス留学日記 前編-

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この記事を書いた人

土居 恒輝

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