10・11月の教室の様子、話題になったことなど(2020年)

自習席の窓から見る秋の風景

11月に入り自習席から見える景色も秋めいてきました。いまだに半袖で「寒くないの?」と言われている坂本です。

このブログでは教室からのお知らせ・勉強法・解説などを中心に記事を書いていましたが、教室内で起きたこと・話題になっていることなどを言語化して発信をしたいと考えていました。(が、忙しさにかまけて中々できていませんでした。)

通塾生や保護者の方々はもちろん、卒業生や塾を検討している人などにも教室のタイムリーな情報をお伝えできればと思います。

中間試験で英語と数学の二科目満点!

9月〜10月にかけて多くの中学・高校で2学期中間試験が実施され、10月の下旬には試験の結果が返ってきました。そこで、教室史上初の嬉しい報告をうけました。

ある高校一年生の生徒が、英語と数学の二科目で満点をとってきたのです!高校の試験は中学と比べ、ただでさえ満点を取るのが難しいのにそれを二科目も、です。

その他の生徒でも素点がすばらしい結果をたくさん聞きました。数学Ⅰ87点(高1)、数学A86点(高1)、英語92点(中3)、物理84点(高2)、理科87点(中3)、理科82点(中2)日本史98点(高1)など。

上記に素点が高い結果を紹介しましたが、目標は人それぞれです。同じ80点でも、ある人にとっては狙い通りの嬉しい結果でしょうし、別の人にとっては最悪な結果だということもあります。各個人にとってうれしい目標を掲げて達成していきたいものです。

また、全員が狙い通りの結果を取れるわけではありません。むしろ、うまくいかなかった人の方が前向きに進んでいかなければなりません。

迫りくる期末試験

多くの公立中学校では11月中旬から二学期期末試験がはじまります。中3の受験生にとっては高校入試の内申に影響のある最後の試験です。

11月下旬からは私立中学や多くの高校でも期末試験がはじまります。大半の学校は12月中旬までに試験がはじまりますが、2020年はコロナによる休校が影響しているのか、12月下旬にやっと試験を行う学校もあります。

ティーシャルは様々な学年・学校の生徒が在籍しているため、教室としては11月から年末までずっとテスト対策が行われています。この記事を書いているまさに今も、公立中学生向けの定期試験対策演習会が行われています。

自習席を使う生徒の様子

ティーシャルは自習席や空いている授業ブースでいつでも自習できます。例年は受験生が何席か常時利用、試験前になると残りの席が埋まるということが多かったのですが、今年は受験生以外の生徒の利用も目立っています。

使い方も、受験生のようにほぼ毎日くる生徒、授業の後に残ってその日の練習問題を解く生徒、30分だけ来てさっと課題をやる生徒など様々です。

『天地明察(漫画)』を本棚に置きました

最近教室の本棚に『天地明察』という漫画を置きました。

『天地明察』の主人公は、渋川春海(二代目安井算哲)という江戸時代の天文暦学者で「貞享暦」という日本独自の暦法を完成させたことで知られています。(日本史の試験にも出ます。)

春海は幕府碁方というプロの碁打ち兼指南役という家に生まれますが、算術(数学)が好きで、碁の最中にも算術のことばかり考えているような人です。ある日、幕府から改暦事業の命令を受けた春海は様々な苦難を乗り越え改暦を成し遂げます。

『天地明察』は読んですぐに、「これは教室に置きたい。」と思った作品でした。主人公の春海には瑞々しく、好きな算術に一生懸命に打ち込む姿、失敗や挫折に苦しみながらもそれを乗り越える姿、先立つ人の思いを受け継ぐ姿、どれも心に響きます。

作品のテーマである数学や天文に興味がある人にはもちろん、そうでない生徒にもおすすめです。先日は早速、中2の生徒と高卒生の2人が興味を持ってくれて嬉しく思います。

以上、教室の最近の様子になります。次回は定期テスト、冬季講習を経て年末にお伝えできればと思います。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

坂本 諒

ティーシャル代表。数学、物理、化学などを担当。

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