長文読解で分からない単語が出てきたときに役立つ「プラスマイナス思考」

プラスマイナス

単語を覚えるということは、受験生にとって結構大変ですよね。

何千という単語を覚えなくてはなりません。短時間でやるのは難しいので、日々コツコツやらなきゃ!と思っている生徒も多いことでしょう。

単語帳に載っているものは覚えていくのが鉄則

幻想をぶち壊すようで恐縮ですが、「単語を覚えないでどうにかする方法」なんぞ存在しません。

だいたいみなさん単語帳を1冊は持っているんじゃないかと思いますが、それに載っている単語は全て覚える、これが大前提です。

この努力を省略できますよ、ということではありません。

しかし、どうしても覚え損ねてしまった単語や、そもそも単語帳に載っていないレベルの単語が英語長文に出てきたりすることはあり得るわけです。

そこで、今回は単語学習のフォローとして、「緊急事態として意味が分からない単語が出てきた際の対処法」について1つの視点をお伝えします。

単語の意味は「2つ」に収束する

以下、例題で考えます。この問題では空欄にしていますが、そこがわからない単語だったら?ということでお考えください。

実際は、接頭辞接尾辞など、単語の形から意味を推測することも可能です。いっそ空欄だと思って取り組む用意をしておくことで、色々と対処できるようになるからです。

問題:空欄に入る単語を以下の選択肢から選びなさい。

What would you do if a generous fairy offered to make you pain-free for the rest of your life? No matter how sick you became, or how badly you were hurt in an accident, you would feel no pain ― ever again! Sounds (   ), doesn’t it? But if you accepted that offer, you’d be making biggest mistake of your life.

➀ wonderful
➁ terrible
➂ serious
➃ unimportant

(日本語)
親切な妖精がやってきて、あなたを一生、痛みを感じない身体にしてあげると言ってきたらどうしますか?どれだけ重い病気にかかっても、どれだけ事故で大怪我をしたとしても、痛みを感じないのです。ずっとですよ!(   )ように思えませんか?しかし、もしもその提案を受け入れてしまったら、人生において重大な間違いを犯してしまっていることになるのです。

日本語で考えるとなんとなく分かってしまうと思います。

“But”に着目してください。

Butの後ろでは、「それは重大な間違い」と言っています。

Butは逆説の接続詞で、逆のことをつなげるときに使います。ということは、Butの前では、「間違いではない=良いことである」ということを言っているに決まっているのです。

細かい意味はもちろん分かりませんが、とにかく、

(よいことである)ように思えませんか?

といったように、空欄には「よい」という意味が入るということまではわかると思います。

じゃあ答えはということになりますが、➀の”wonderful”でしょう。「素晴らしい」という意味です。

単語の意味を推測するというのは、この程度でも十分であるということが分かります。

※問題の出典は英語の名門上智大学です。

このように、「よい」か「わるい」かという意味を推測するだけでも効果があります。

もちろん、とても細かいレベルまで意味を推測することはできません。しかし、「よい」か「わるい」の二者択一であれば、そこまでは推測し切ることは難しいことではないのです。

ちなみにだいたい長文全体で意味の分からない単語が1割を越えると、その文章はもう読めなくなると言われています。

いくら意味の分からない単語に対処する方法を学んだとしても、限界があるということは分かっておきましょう。

単語を覚えなきゃと言っても、試験が始まってしまってからではどうしようもありません。

それであきらめるのではなく、少しでも「推測しようとする」ことが大切です。

他にもいろいろテクニックはありますが、今回は「プラスかマイナスかだけでも判断する」という視点から、対処法をお伝えしました。

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