「身近なこと」を軸に考える教育

どうも深川です。

もう冬を感じる頃ですね。キャンペーンというわけではないのですが、今年の冬は教室にみかんを置いておこうかなと思っているところです。

さて。今回は僕が何を考えて教室を運営しているのかを記事にしたいと思います。

現在インタビュー形式のPR動画作成を検討していて、教室の理念を改めて今の自分にしっくりくる言葉でアウトプットしておきたいなと思ったからです。

身近なことを大切にする

人は、ある対象について身近かどうかという感覚を持っています。
「身近かどうか」を別の表現をするなら、「心が感じている距離」かな。

教育では子供にとって身近なことを知っておくことはとても大切だと思います。

教育は、その学ぶ内容を子供にとって身近にすることだと言えるからです。

何かを学ぶということは、知らないことを知るということなので、
もし下準備がなければ心が感じる距離は遠いところがスタート地点です。

その遠いものに意識を向けるということは、とってもエネルギーが必要です。

その上で2つの視点が重要だと思います。

  • 子供は身近で大切なことに安心できているか?
  • 学ぶ内容を身近にするにはどうすればよいか?

子供が身近なことに安心できているか?

このことは「集中」と深く関係しています。

誰にとっても身近なことに不安があれば遠くのものに意識を向けようと思っても、不安なことが気になって長続きしないでしょう。それは不安なことを気にするのにエネルギーを消費している状態です。

例えば誰かに挨拶をしたのに返事がなかったり暗い声だったら、いろんなことを心配してしまうと思います。

もし生徒がそういう状況だったら目の前に勉強の教材が並んでいても、なかなか集中できないと思います。

だから安心して学べる環境作りはとても大切です。

学ぶ内容を身近にするにはどうすればよいか?

このことは「意欲」と深く関係しています。

学ぶことについて身近だと感じられると、意欲が湧いてきます。

学ぶ内容について身近にするためには2つの方法があります。

1、もともと身近なことを使って教える。
2、体験を通じて学んでもらう。

もともと身近なことを使って教える

例えば初めて確率を教えるときにサイコロやじゃんけんは子供にも身近な題材ですね。
そこでもしいきなり「乱数表を用いて〜」と子供にとって身近でない題材で教えようとしても、子供には学ぶ気持ちが湧きにくいと思います。

他の例として、僕の教室の英語のある先生は、

“「someone, everything」といった代名詞を修飾するなら後ろから”

を教えるのにいつも Last Christmas という曲のあるフレーズを使います。

そのフレーズは “give it to someone special.” です。
聞いたことがある人なら「ああ〜確かに”someone special”の順だね!」となるはずです。

体験を通じて学んでもらう

僕が小学生の頃、個別指導をしてくれる主婦の方の家に通っていました。
そのときに、立方体を1回切ってその断面の形を考えるのに、実際に一斤の食パンを切らせてくれました。
そうやって実際にやってみるのは楽しいことでしたね。

Tcialに出来ること

まず「身近なことへの安心」という視点では、生徒たちには安心を感じてもらうよう元気な挨拶で迎えます。

また、生徒が講師と互いによく知っていることが安心に繋がるという考え方から、授業前や休み時間に生徒と出来るだけコミュニケーションをとることを講師全員に心掛けてもらっています。

また教室の床を檜のフローリングにしたことや手作りの机・椅子といった家具を使っていることは、木の温もりから教室について安心を感じてもらいたいからという想いがあります。

また「学ぶ内容を身近に」という視点では、講師それぞれには生徒が身近に感じられることを工夫してもらっています。

教室全体としては様々な学びを企画して、生徒に多様な経験を積んでもらえるよう考えています。

例えばぬいぐるみを作ってもらうイベントを実施したり、WEBデザイン講座や iPhone プログラミング講座などを実施しています。

こんなTcialに興味を持ってくれた方は、是非お問い合わせください。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちにとってもカリキュラムは大切なものですが、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

深川 道陽

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