【受験英語対策①】英単語をしっかりと覚える方法とは?
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さて、受験英語対策の全体像が分かったら、細かくそれぞれの部分を見て行きましょう。
これはシリーズ物ですので、まえがきを読んでいない方はまずはこちらから。
まずはとにかく英単語帳を一冊用意しましょう
英単語帳を一冊用意しましょう。これは受験が終わるまで一緒に戦っていく仲間とでも思って下さい。
勉強に失敗しやすい人の傾向として、「この単語帳は合っていない」というように考えてしまい、次々に単語帳を買い換えていくパターンがあります。結局、時間が経っても一冊も仕上げることができず、効果が上がらないというものです。
現時点で少しでも進めてしまっている単語帳がある場合は、それを徹底的にやったほうがいいと思います。これから買う人向けにはオススメを後で載せておきます。
覚えても、数日経ったら忘れてしまう?当然です。
一度見ただけで覚えられるような天才でもなければ、一冊の英単語帳を何回もやり直すことになるでしょう。
2回以上同じ問題集をやることに抵抗がある人もいますが、そういう人向けにオススメできる勉強法というのはありません。この機会に何度も繰り返すことに慣れてしまったほうがいいでしょう。
英単語帳の学習ポイントは、「最初は軽くてOK。周回を重ねる毎に細かくやっていく」というのものです。
単語帳は見出し語というメインの単語の他に、派生語(名詞が形容詞に変わったものなど)や類義語(似たような意味の他の単語)が載っています。しかし初めから全てを覚えようとするのも難しいので、まずは見出し語に絞って覚えていくと良いでしょう。その方がサクサク進められるので心理的負担も少ないです。
最初は軽めでまったくかまいません。数日経ったら忘れてしまう?当然です。
どうせ1回では覚えられません。バームクーヘンのように、くるくると何回も同じところを焼き上げながら、全体として大きなケーキにしていきましょう。
もしいきなり生地の塊に火を入れてまとめて焼こうとしても、火が上手く通らずに生焼けの不味いケーキが出来上がるだけですよ。
周回を重ね、見出し語を覚えることができてきたら、派生語や類義語にも手を出していきましょう。見出し語が覚えられた今、関連のある単語は覚えやすくなっています。スポーツと同じで、基本動作ができるようになると複雑なプレーもだんだんとできるようになるのです。
後半になってまだ覚えられていない単語が残っていれば、そこではじめてノートに書きまくってみたり、単語カードを作ってみたり、付箋を貼ってみたりすれば良いと思います。あまりに序盤からこういった工夫をしてみても、ほとんどの単語を覚えていないわけですから、負担も大きくなってしまいます。
積極的に音読を
ただし音読は序盤から積極的に行なって下さい。その日に進めた分をを一日の終わりに音読する習慣をつけると強いと思います。
音読のやり方はこちらの記事をどうぞ。
目安としてはまず5周しましょう。それでも覚えられるのは95%くらいです。残念ながら天才ではない我々は、長い目で見ていく必要がありますね。
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