教材・本の紹介

化学入門問題精講の特徴と使い方

化学入門問題精講とは

『化学入門問題精講』は、文字通り大学受験化学の入門書として書かれた参考書です。

大学受験に向けて必ず解けるようになりたい基本レベルの問題を中心に、丁寧な解説によって受験化学に必要な基本概念を習得します。

化学基礎・化学の両分野を収録しており、すべての受験生が自分に合った使い方ができるようになっています。

問題は過去の大学入試問題から厳選されており、実践に向けた演習をスタートさせることができます。

本書は、受験指導で圧倒的な人気と信頼を得ている著者が、入試基礎-中堅大学レベルの入試で出題率の高い超基本レベルの問題を厳選し、丁寧に解説したものです。
本書をマスターすれば、より実戦的な問題を解くときにも大切な基礎力を、身につけることができます。
「化学基礎編」「化学編」の2部構成になっていますので、1、2年生でも授業の進行に合わせて使うことができます。
旺文社HPより

化学入門問題精講の特徴

化学入門問題精講の特徴をざっくりまとめると以下のようになります。

  • 有名講師が問題を厳選・作成した実践的な問題集
  • 必ず抑えたい基礎知識をこれ1冊で網羅
  • 見開きで問題と解説が完結する見やすい構成

化学入門問題精講の基本情報

教材名
化学[化学基礎・化学]入門問題精講
著者
鎌田真彰・橋爪健作
出版社
旺文社
サイズ
A5判
ページ数
問題・解答:240ページ
価格
税込1210円(本体価格:1100円)
販売
市販教材

化学入門問題精講の構成

問題は分野別に章分けされており、化学基礎が全4章、化学が全9章となっています。

問題

各分野について基礎力を身につけることを目的に問題が厳選されています。また、学習をより効果的にするために適宜改題やオリジナル問題も収録されています。

解説

この問題集では別冊の解説などはなく、問題と同じページで解答解説が完結しています。解説はただ正解への道筋を示すだけでなく、前提となる知識や概念が記載されており、暗記ではなく理解を基にした実力を養います。

Point

解説の中で特に大切な内容がひと目で分かるようにまとめられています。

化学入門問題精講の難易度

共通テストや中堅大学入試の突破を見据えた難易度になっています。

基本レベルの実力を確実につけることを目標とした問題集なので、解法が複雑な難問などありません。必要な知識の確認をしながらテンポよく解き進められると思います。

どんな人におすすめか?

大学受験にむけて化学をこれから勉強しようと思う人

化学の受験勉強の第一歩として基本事項の確認・定着をするのに適した内容になっています。間違えた部分は何度か繰り返して確実に解けるようになりましょう。

化学に少し苦手意識のある人

今、化学が苦手だ、あるいは苦手意識があるという人はこの問題集から始めるといいかもしれません。あまり難しい問題がなく解けること自体が自信にも繋がりますし、もし解けなくても解説がとても丁寧に載っているので理解しながら進めることができます。

化学入門問題精講の使い方

分野ごとに章分けされているので、学校の授業で終わった範囲や自分で取り組みたいと思う範囲を選んで解き始めれば良いと思います。解説がしっかりしているので、演習の際に教科書や参考書を別途用意する必要はありません。

この問題集がだいたい完璧になったら、一段回難しい問題集やより実践に近い問題演習へ進みましょう。

化学入門問題精講で勉強するときの注意点

この一冊だけでは受験対策としては不十分

とても丁寧な問題集ですが、内容はとても基礎的な難易度なので、受験本番にむけてさらに演習を積む必要があります。

私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。

一般的な学習塾では、予め決まったカリキュラムに生徒を適応させることが重視されています。

私たちはカリキュラムを大切にすると同時に、勉強を通じて生徒自身が「どう勉強したいか」考えて行動できるようになることが、勉強を楽しむことに繋がり、長期的な学力の向上に貢献すると考えています。

「勉強する力をつけたい」「どうせやるなら勉強を好きになってもらいたい」という方は是非ティーシャルをご検討ください。

この記事を書いた人

瀧本悠樹

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