「自分でやるプロ」と「人に教えるプロ」は、必ずしも同じではない

教える人と教わる人

こんにちは、桜井です。

講師紹介では僕は英語のみ担当ということになっていますが、実は理科も教えています。「えっ、英語じゃないの?」と思うかもしれませんが、高校受験用の理科もできるんです。

文系として理科を教える利点

実は僕は「ド」がつくほどの文系です。高校のとき、数学の成績は限りなく2に近い3だったし、大学受験は私立文系コースなので、数学と物理・化学は全く勉強していません。かれこれ、十数年は、まともに理系科目を勉強していないことになります。

ではなぜ理科が教えられるかというと、まあ第一には、高校受験の時には僕も理科を勉強していたからです。

しかし、やはり理系の知識としては、高校〜大学以後に専門に学んだ人と比べれば、圧倒的にありません。

それなら、他の理科の先生に講師として劣るかというと、知識の面では確かにそうですね。しかし、生徒にとってみれば、ド文系の僕からのほうが分かりやすいなんていう生徒も、いるのではないでしょうか。

どちらが上という問題ではなくて、相性の問題

文系の人の特徴として、空間認識力などの抽象的な思考力を問われる問題が苦手という傾向があります。僕も、ベクトルとか数列とか、微積分あたりは、学んだけどさっぱりでした。こういう人間が理科を教えるとどうなるかというと、ものすごくシンプルになります。いや、せざるを得ないです。しゃべり過ぎると、ボロがでますから(笑)

そうすると、基礎的なポイント(だけ)は生徒につかませることができます。分からないところを質問されれば、「俺もわからないんだけどね」と半分冗談で思いつつ、一緒に考えていくように説明することができます。

こういう教え方が合っている生徒には、「分かりやすい」と感じてもらいやすいのです。

「自分でやるプロ」と「人に教えるプロ」は違う

僕は、理科の専門性が低いことをうまく強みにしようと思っていますが、これはつまりその逆も起こりうるということです。つまり、僕は英語が得意ですが、それだけで必ずしも英語の方が教えるのがうまい事にはならないのです。

絶対的に、勉強ができる人のほうができない人よりも知識は多いはず。その分、いい先生になりやすいことは確か。しかし、それが必ずしも生徒の苦労が分かってあげられることにはなりません。

それよりは、最終的な学歴は下だとしても、本当に苦労をして大学に入った人のほうが、先生に向いていると言えます。そのような努力を、とても価値があるものだと思うことができるからです。

だから、どんな大学出身の先生であったとしても、どんなに学歴をコンプレックスに感じている人であっても、「最高の講師」になれる可能性があるのです。教育という仕事に魅力を感じているのならば、学歴を理由に尻込みする必要はないのです。

学歴や知識量に頼りがちになるのではなく、「生徒にとってどう価値があるのか」という視点で、自分の授業を見なおしていかなくてはならないと思います。

  • 桜井 啓太
  • 桜井 啓太
  • 2013年6月7日

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