中学英語学習の最初の時期に「とっても」気をつけてほしいこと
こんにちは、櫻井です。
入試も終わり、そろそろ小学6年生は、中学に向けて英語を先行学習し始める人も出てくる頃でしょう。
今回は中学英語学習のホントに最初の最初で気をつけてほしいことをお伝えします。
英文の書き方のきまりを守る
それは「英文の書き方のきまりを守る」ということです!
英文法の理解とか、単語の暗記なんてものはそれほど問題になりません。内容が簡単だし、範囲も大したことがないからです。
意識の高い家庭であればすでに中学英語を勉強させているケースも多いですが、春くらいまでであればbe動詞がきちんと理解できていれば文句無いです。単語も学校の教科書レベルで十分です。
だからある程度理解が進んだら、あとは「英文の書き方」に注力して欲しいと思うのです。
英文の書き方というのは、細かく言えば以下の点です。
1. 大文字・小文字の書き分け
- 英文の1文字目は必ず大文字
- 「わたし」の I は常に大文字
- 固有名詞の1文字目は大文字
僕が教えている難関高校受験向け進学塾であっても、中1の1学期くらいまでは大文字・小文字を間違える生徒はいます。
特に注意して欲しいのは、カンマ(,)の後は引き続き同じ文の中ということで小文字を使うのが基本であるということです。
ピリオドとカンマの意味をしっかり理解することが大切。
2. 単語と単語の間隔
- 1文字分をしっかりとる
日本語ではスペースという間隔がないので、英文を書き始める中1ではコレになかなか慣れない生徒もいます。
日本語以上に「1単語」という区切りを意識してもらわなければなりません。
例えば”It is”を短縮すると”It’s”になりますが、短縮形になると単語の間隔がなくなるということも注意です。
3. 記号関連
僕には記号でトラウマがあります…
中1の1学期の期末テストを受けた僕は、自己採点をして99点となっていました。
これはそのままであれば学年1位であった点数でした。
ところがどっこい!!!
文末、通常ピリオド(.)をつけなくてはいけないところ、ちょっとヒゲを生やした書き方をしてしまったようなのです。つまりカンマ(,)にも見える。
その時の先生がかなり英文の書き方に厳しい先生でしたので、マイナス1点されてしまいました。それが2ヶ所…
結果、97点。同じクラスに98点の子がいましたので、2位に陥落…
これはマジでトラウマでした。
それ以来、英文の書き方には人一倍こだわるようになったのだと思います。
これで英文の書き方にこだわるメリットを分かっていただけましたか?
1点で合否を分ける受験で同じ失敗をしなくてラッキーだったと今は思います。
記号関連でしっかり書きたいのは以下のとおりです。
- ピリオド (.)
- カンマ (,)
- クエスチョンマーク (?)
- アポストロフィー (’)
エクスクラメーションマーク(!)は、中1の最初はまだあまり出てきませんし、自然に理解することができると思います。
英文の書き方で気をつけて欲しいのは以上となります。
塾の授業ではしっかりとこういうところが出来るよう指導してはいますが、英文を書いたらその都度チェックをして欲しいので家庭の協力が重要です。
内容理解や暗記は普通で構いません。それで十分です。その代わり英文を丁寧に書く習慣を身に着けてください。
私たちは、横浜にある小さな個別指導の学習塾です。
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