塾選びの決め手は?7つのポイントを紹介

塾選びで迷っているあなたへ。

通う塾を決めるポイントを7つ(+番外2つ)紹介し、その中でどれが決め手になりうるかについてまとめました。

7つのポイントは①目的とのマッチング②知り合い・友人がいる③講師の質と相性④システムの柔軟性⑤合格実績⑥家からの距離⑦費用です。

1.目的とのマッチング

学習塾は日本全国に55,000ほどあります。これはコンビニの店舗数とほとんど同じ数字です。塾ごとに指導方針や得意分野が異なりますから、目的とあった塾を選ぶことはとても重要です。

塾に通う目的は、受験の合格、定期テスト対策、学年を遡っての復習、学習習慣をつけるなど様々です。また、同じ目的-例えば高校受験-であっても、受験勉強全体を引っ張って欲しいのか、一緒に考えたり計画できるようになりたいのか、それともわからないところの質問にだけ答えて欲しいのかというように学習プロセスの中で塾にどういうサポートを必要としているのかを明確にしましょう。

このようなことをすることで、保護者・生徒の目的意識が高まるだけでなく学習塾としてもどんなサポートが必要とされているのかがわかり指導がスムーズになるという効果もあります。

関連記事:学習塾の種類とそれぞれの特徴は?

2.知り合い・友人がいる

「友人が通っている」というのは子供が塾を選ぶ理由によく登場します。しかし、色々なサイトをみると「友達が通っているからといって選ぶのは危険」と言われています。

では、友達が通っている塾に通ってはいけないのか、そういうわけではありません。友達が通っているというのはあくまでその塾に興味を持つきっかけであって、何のために通うのかをしっかり話し合えばよいのです。

私自身中学3年生のときに友人が通っているということがきっかけにある塾に入塾したのですが、その友人は私が入塾するタイミングで別の塾に変えてしまいました。しかし結果的にはともに志望校(同じ学校)に合格することができました。

結論:友人が通っているというのはきっかけには有効だが決め手にはするべきではない

3.講師の質と相性

講師との相性も重要です。生徒は、先生が合っていないと一度思い始めると授業の集中力が落ちてしまいがちです。一度ついてしまった印象は払拭するのが難しく、先生を変えることで対応する必要が出てきます。

一方、生徒が先生を信頼できていると授業に集中できることはもちろん、厳しい課題も前向きに取り組みやすくなり、失敗した時に精神的な支えになったり、進路相談に乗ってもらったりと学習全体に良い影響をもたらします。

どの塾にいっても相性が悪い、もしくは単純に実力不足の講師にあたる可能性があります。体験授業や面談等を通じて、講師の質や相性をチェックしておくべきでしょう。

4.システムの柔軟性

授業時間の選択肢や振替制度の有無などシステム面は場合によっては重要です。

単に利便性が高いかどうかだけでなく、そのシステムがあることが子供にとって総合的にプラスになっているかを考えましょう。

例えば授業の振替は便利なものではありますが、規定の授業回数をこなすことが目的ではないということを忘れないようにしておきたいところです。

振替を多用する場合授業は場当たり的なのものになり、成績向上への効果も期待しにくくなります。そもそも、振替が多発するということは勉強へのコミットメントが低いと言わざるをえないケースが多いのです。

部活の予定が不定期であるなど、一部の人にとっては重要だが、それ以外の人にとってはあまり重要ではないといえそうです。

5.合格/指導実績

実績があるということは、その学校に合格するノウハウがあるということです。受験生にとっては志望校が実績に書いてあると安心です。

しかし、その数字には中有も必要です。例えば各塾の合格実績を足してみると合格者よりも多い、高い合格率はトップのクラスだけの合格率であるなど合格実績からイメージされるものと実態は異なるということがしばしばです。

合格実績の数字はあくまで参考とするのがよいでしょう。

6.家からの近さ

家からの近さは塾を選ぶときに、生徒・保護者ともにもっとも重要視されています。
しかし、塾選びに関する記事の多くで「家からの近さで安易に塾を選部ことはオススメできません」といった趣旨で批判の対象となっています。

ここでは家から近いことによるメリット、デメリットについてもうしこし考えてみます。

メリットとしては、まず時間の節約があります。例えば週に3回塾に行くとして、通塾時間が20分違うと一年間で52時間、大体2日とちょっとを節約しているといえます。たしかに52時間あればいろいろなことができます。

しかし僕たちはそんなにも時間を節約、有効活用して生きているでしょうか。多くの受験生をみていても、それくらいの時間を無駄にすることにも気を配りストイックに勉強できている人はいません。(不安ゆえに食事の時間をゆっくりとれない、というタイプの人はいます。)多少の通塾時間は休憩時間と考えてみてはどうでしょうか。

次に、塾が近いと自習に来やすくなるということがいえます。家では勉強しづらくても、自習室やカフェなど場所を変えると集中できると言う人も数多くいます。そうすると学習時間が増えて成績向上に直結する。

これは正しそうです。しかし、これも必ずしもそうとは言えません。僕の経験では遠くから塾に来ている人の方が長時間自習をしていたり、熱心に取り組んでいるケースを多く知っています。

これは塾への移動が学習モードへの切り替えを促している。一度塾に来たら勿体無いので長時間やっていく。と言うことが考えられます。

つまり、塾が遠い方が自習にメリットを与えることもあるのです。

7.費用

費用が塾選びをする際の重要な検討材料であることは間違いありません。もちろん塾通いにどれくらいの費用をかけるかということは、各家庭の方針や経済状況によりますのでどの価格ならokということはありません。

ひとつ言えるとすると、授業料をオープンにしているかどうかということがあります。授業料を明確にせず問い合わせを促す手法は比較検討する立場としては不便なことに違いありませんし、公表すると何かまずいことがあると言っているようなものです。

結論:授業料をオープンにしているところにする

参考記事:塾に通うとどれくらい費用がかかる?【学年別・形式別】

番外:面倒見の良さ

面倒見が良い塾を探しているということも重要なポイントです。
面倒見が良い塾をはどういうことでしょうか。
それは生徒のことを深く理解し、必要なことができることです。

  • 生徒、保護者とのコミュニケーションが円滑
  • 情報共有が十分にできている
  • 正規の授業以外に補習や課題、質問対応、面談、イベント等がある(有料・無料を問わず)

以上のようなことができている塾であれば面倒見が良い塾と言えそうです。

結論としては面倒見は重要。しかし、「面倒見が良い」ということを売りにしている場合は内容が伴っているか面談や見学を通じて確かめましょう。

坂本 諒

この記事を書いた人

坂本 諒

ティーシャル代表。数学、物理、化学などを担当。

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